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君の名は。
カテゴリ: アニメ
 今度は本当に「君の名は。」の感想です。(笑)

 1回しか見てないのと、見てから日が経っているので忘れかけてることもあり、軽めの話を。


 2016年は「君の名は。」と「シン・ゴジラ」というポスト311の映画作品が大ヒットとなりましたね。

 今年の東日本大震災の式典には天皇陛下もご出席されないとのことですし、せわしない現代社会において5年という月日は、あの災厄を過去のものとするのに十分な時間なのかもしれません。


 「君の名は。」を見た率直な感想としては、この映画は「願い」と「祈り」に満ちたものであったな、というところです。

 震災のifというよりも、この先の未来でまたいつか確実に起きるであろう巨大な災害を、次こそは未然に防ぎうる、もしくはそうありたい、という希望を見たような気がします。


 それにしても、「ムスビ」という古い概念を今のアニメでこうもうまく作品に取りこんで違和感を覚えさせない手法には驚きでしたね。本当に相当練り込んだ脚本だと思います。

 まあ「おむすび」から古事記の「タカミムスビ」まで、今でも意識無意識に脈々と受け継がれているものではありますが。

  「たそがれ時」(誰そ彼)や「かわたれ時」(彼は誰)を、「かたわれ時」(片割れ)に言い換える、ありそうでなさそうな古語を創りだしたのもナイスなアイデアかと思います。

 ちなみに「三葉」という名前が水の女神ミヅハノメから取ったものだとはすぐに分かりました。
 なぜなら、樹なつみさんの古代ファンタジー漫画「八雲立つ」ですでにミヅハノメから名を取った「みつはくん」という男の子が登場していたからです。(苦笑)

 瀧くんと二人を結ぶティアマト彗星も海の女神ということで水に関わる名前でしたし、瀧くんはモロに水龍ですね。

 さしずめ彗星は宇宙と言う大海原を駆ける龍の化身といったところでしょうか。

 そういえば、作中の彗星の軌道図がおかしかったためリアリティーに欠けるとの話題があったようですが、それよりも、冒頭の彗星の描写からしてすでにリアルではありませんのでね……・。(^^;)

 一目でこの彗星はファンタジーのための舞台装置にすぎないと分かりましたので、たとえ作中で彗星の軌道がありえない動きをしていても、私はまったく気になりませんでした。


 なぜ三葉の入れ替わる相手が瀧くんだったのかについては、それはもう「来世は東京のイケメン男子になりたい」という三葉のセリフ通りでいいんじゃないかと。瀧くんが好みだったんですよ。(苦笑)

 加えて互いの「名前」が水で結ばれているのだから、これはもう運命の相手だったのでしょう。

 全然関係ありませんが、作中に出てくる瀧くんのバイト先には偶然行ったことがあり、また瀧くんが先輩とデートで入った国立新美術館のお店もたまたま行ったことがあったので、映画を見てる時にはどこかで見たぞ?……という奇妙な引っ掛かりがありました。

 総武線ユーザーなので電車のシーンも既視感ありまくりでしたし、なんだか妙に親近感が湧く映画でした。(^^;)


 しかしこの作品で最も凄いなと感心したのは、やはり三葉役と瀧役の二人の役者さんの演技力の素晴らしさですね。

 作中何度も入れ替わるという難しい役柄を、どちらも見事にこなしていました。それに俳優のアフレコでありがちな絵と声の演技の落差による違和感もほとんどありませんでした。


 新海監督の作品は他に見たことはないのですが、どちらかというとビターエンドが多いと聞きます。(苦笑)

 そんな監督の性向でありながら、最後に二人が出会う奇跡を描けたのは、商業的な理由では無く安易な妥協でもないのかと思います。
 
 インタビューでは最初からあの結末を決めていたという話ですので、そうさせる力が震災を経て監督の内に生まれていたようです。

 もしあの大災害で失くすものだけでなく、新しく得るものがあったのなら、それは一つの成長として素直に受け止めていいのかもしれませんね。


 とはいえ、監督も自ら意識しているように、本作は直球のエンタメ作品でもあります。

 1200年ぶりに回帰してきた大彗星が空を彩るロマンティックなシチュエーション!

 古代から連綿と受け継がれてきた祖先の記憶を守りつつ、時間を超えて他人と入れ替わる能力をもつ謎の一族!!

 都会と田舎の格差社会! 親子の確執! 

 そしてなんと言っても、少年少女たちの交錯する恋愛感情!!!(笑)


 SF青春ジュブナイルとしては「時をかける少女」という名作がありますが、この「君の名は。」も完成度120%以上の傑作です。

 大画面で見て損はないと思いますので、まだの方はぜひ映画館へお運びになってはいかがでしょうか。


 それでは今回はこの辺で。


 
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2017.01.22 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
弱虫ペダル 総北高校応援スタンプラリー
カテゴリ: アニメ
 久方ぶりの更新ですが、今回はいつものファフナーではなく別アニメです。


 1話を見逃したアニメはそのまま見ない派の私ですが、「弱虫ペダル」アニメ版は隣町の千葉県佐倉市をモデルにしているとの話を聞き、よこしまな理由(笑)から珍しく2話からでも見ることにしました。

 まあ舞台うんぬんはさておいても、ストーリーはなかなか面白いし個性的なキャラもたくさんいるので、楽しんで見ていたのですが……総北高校のあるという街が、回が進むにつれリアル佐倉市とはほど遠い「どこだここ?」「佐倉にこんな山ないぞ!」状態になっていったのはご愛嬌でした。(苦笑)

 なので、これは町興しタイアップは無いかな~と思っていたところへ、突然のスタンプラリー開催in佐倉。

 佐倉市には「ルパン三世」の原作者である漫画家のモンキー・パンチさんが現在お住まいなので、ルパン関係のコラボをよく開催していたことから、弱虫ペダルにも関心を示したのかもしれませんね。 

 というわけで甥っ子と一緒に車で行って来ました。


 まずは京成佐倉駅近くにある佐倉市観光協会へ行って、スタンプラリーの台紙をGET!
 1人で複数枚は貰えませんので、お気をつけ下さい。(甥っ子に2枚貰ってきてと頼んだら断られた人 笑)

 ここでさっそく小野田君のスタンプを押しても良いし、ゴールなので最後に押しても大丈夫。

 台紙の裏がMAPになっていたので、周り方を検討。

 反時計回りが効率が良いとの結論になり、まずはここから一番近いポイントの歴博へGO!

 今日はたまたま講演会があったようで駐車場も混んでいましたが、いつもはよほど人気の展覧会をしない限り閑静なたたずまいの歴博です。

 ドアを入るとすぐ左側に、警備員のおじさまの横に金城さんが立っていました。

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 ガラス越しに見えているのが、1話EDで出ていたという桜の木々とお堀です。
 私は1話見てませんけど。(笑)

 次は296号に戻ってJR佐倉駅方面を目指し、新町交差点を過ぎて「ここ曲がるの?」という何の看板も無い道へ右折、すぐに左折して車が行き違うのも少々厳しい道を慎重に進むと、奥まった場所に武家屋敷が。

 駐車場に停めて3軒並ぶ武家屋敷前を歩きつつ、その中の旧河原家の券売所横にスタンプ、振り返ると門の裏側に巻ちゃんがいました。(奥ばっか見てたので気づかなかった 笑)

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 佐倉市はほとんどの宅地が近代化してるので、こんなところに江戸時代を感じさせる趣のある武家屋敷が残っていたとは知りませんでした。

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 巻ちゃんは洋風豪邸に住んでるようですが、スタンプラリーでは和風豪邸担当なんでしょうかね?
 でも豪邸とは言い難いか……。
 むしろこの後に行った市立美術館の方が巻ちゃんに似合ってると思いました。

 すぐ近くに、竹林に挟まれた「くらやみ坂」という小さな坂道もあり、わずか20mほどですがちょっとした古都気分での散策も楽しめます。
 
 再び296号に戻り、新町交差点を右折して200mも行くと右手に市立美術館が見えるので、そのまま少し先の無料駐車場に車を置き館内へ。
  
 大正時代の旧銀行の建物を利用したホールはとても天井が高く、広くて開放的な空間でした。しかし田所っちの姿は無し。彼は奥の扉の向こうに……。

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 すぐ隣がショップ、大きなガラス張りの窓際にはレストランがあり、女性客らがランチを取っていました。
 そんなオサレポイントで歯をむき出して豪快な笑顔を見せる田所っち……。 
 
 さて、今度は最後の佐倉藩主が住んでいたという堀田邸へ。

 成田街道を道なりに進むと、「旧堀田邸」の看板が小さくて見落とし、Uターンするハメに。
 タバコ屋さんの道を左折して進むと「ゆうゆうの里」という施設に行きあたり、「間違った?」とナビの甥っ子に尋ねると「いや、この先のずっと奥」と言うので、半信半疑で1台しか通れない道をまたしても慎重に進むと、確かに突き当りにお屋敷らしきものが。

 門をくぐるとお屋敷の玄関前に鳴子君が!

5

 ここは「仁」や「シンケンジャー」のロケに使われたそうですが、私は両方とも見てませんすみません……。
 
 お庭は無料なので見て行って下さい、と言うので素直に回ってみると、一面の芝生と松の木を所々に植えた大きな日本庭園が広がっていました。
 もっと暖かかったらゴロゴロしたいくらい、それはもう、だだっ広い芝生のカーペットでした。

 庭側から母屋らしきいちばん大きな建物をパチリ。

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 なんか……鳴子君のイメージとはかけ離れたポイントですね。(笑)
  
 さてさてまたしても成田街道に戻り、それこそ成田方面に走ること400m弱、本町交差点角にある順天堂記念館へ。
 ここは駐車場があるにはあるけど、コンパクトカーより大きいクラスは停めるのに難儀するかも。

 こちらも門を入りますと、玄関前に今泉君が待ち構えていました。
 ちょうど箱学のコスプレをしたロードレーサーの女性2人組がいて、熱心に今泉君とのツーショットを撮りまくっていました。
 きっと遠くから来たのでしょう、撮り損ねのないようにという感じでバシバシと。(笑)

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 このポイントだけやたら人が多くて、映り込んだ人が全員背を向けているのはこのショットしかありませんでした、トホホ……。

 そしてついにラスト! ゴールの佐倉市観光協会へ戻ります。

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 小野田君と、総北高校自転車部のイメージで作られた部室。

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 壁には小野田君へのバースデーメッセージ用ボードが、上には額縁入りの総北や箱学メンバーのポスターが展示されていました。

 練習日誌という名のファンノートには、可愛いイラスト入りメッセージがいっぱい書き込まれていました。
 弱虫ペダルのファンの方は熱いですね。
 観光協会でどこから来たのか調査してましたが、遠いところでは大阪の方もいらしていたようです。

 スタンプラリーには車や徒歩やレンタサイクル、とりわけロードレーサーに乗って参加している人たちが思った以上に多くて人目を引きました。
 本当は私も自転車で回りたかったですが……。

 車で、そこそこ観光もしながら回った結果、約3時間ほど掛かりました。
 ただし、そのうち1時間は自宅への行き帰りと寄り道だったので、実質は2時間というところでしょうか。

 全周たったの7kmと聞いていたので、2時間はちょっと意外でした。
 徒歩やレンタサイクルだと、これよりもっと掛かるかもしれませんね。

 今回の写真は、あえて遠目から少な目に撮りました。
 これから行こうとしてる方の楽しみをとっておくべきかと思い、あれこれ撮らないようにしたつもりです。


 スタンプラリーをコンプリートした人はクリアファイルが貰えます。
 昨日から今日で500~600枚が捌けたらしいです。

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 巻ちゃんと小野田君のクライマーコンビは好きなので、この絵柄は嬉しいですねv
 佐倉市のキャラクター、カムロちゃんもしっかりコラボで入ってます。(笑)
 
 高校で通った隣の市とは言え、今まで行ったことのない歴史的なスポットを巡ることが出来て、とても面白いスタンプラリーでした♪
 これも「弱虫ペダル」のおかげですね。
 楽しかったです。ありがとう~! 
 

  
2014.03.08 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
ガンダム00「未来のために」
カテゴリ: アニメ
 ああ、もう時間が無い……明日には23話が放送されてしまいます。

 今さら細々と書くのも何ですので簡単な感想を。



 刹那VSグラハム(ブシドー)

  覚醒した刹那にはスサノオといえどかなうはずもなく……でも、スサノオの頭部が破壊されて中からフラッグ顔が出てきたシーンを見て、なぜか嬉しくなりました。
 やはりグラハムはフラッグファイターが似合います。 

 予想より1週遅れでしたが、期待通り言ってくれましたね。
 「武士道とは死ぬ事と見つけたり」 
 ただ、刹那の生きるために戦えという言葉を思い出して、武士道を問い直していたところから、もう一度「武士道とは――」と言いそうですね。
 次は「生きる事と見つけたり」になるのでしょうか?
 
 一方、刹那のシーンでかかった曲は「イノベイター」でした。BGMでまで純粋種のイノベイターなんだと強調されている感があります。


 量産型イノベイター

 以前、イノベイターは後から体を作れるだろうと予想していたので、この展開もまあ有りかなと。
 今回はデヴァインとブリングばかりが映っていましたが、その気になればアニューも作れるのでしょうね。でも裏切ろうとした彼女をリボンズが作る事はないと思いますが……。


 決意表明

 それぞれ納得できる発言でしたが、ライルの「連邦政府打倒が俺の任務」という発言はカタロン丸出しでした。
 さらにスメラギとアイコンタクトして情報を流し援護を求めるという、今になってカタロン所属の理由というか利点を全面に出してきました。
 アニューと恋愛をさせてイノベイターと因縁を持たせなければならなかったとはいえ、彼のキャラクター描写には矛盾点が多く、順序立ても狂っている気がします。(先週自分で「カタロンでもなく、ソレスタルビーイングでもなく」とか言っていたり、「アニュー」と呟いて然るべき場面でなぜか「兄さん」だったり)


 出撃シーン

 もしかしたら二度と帰れない最後の出撃かもしれないのに、あまり緊迫感がありませんでしたね。
 しかも、明らかに18話と同じ構成(出撃の順番と挿入歌が同じ)を持ってきて、その間の物語を経過した各キャラクターの変化を見せたかったのかと思われます。

 最も変化していたのは、アレルヤとソーマでした。
 マリーでいいと言うソーマと、彼女の気持ちを汲み分かってるよと伝えるアレルヤ。アレルヤの笑顔が久しぶりに見られて良かったです。

 次はティエリア。前回はヴェーダでしたが、今回はロックオンの名を口にしていました。正直言うと18話の時点でこう言っていても、何の不思議もなかったのですが。
 彼のこの心境の変化がどこから来たのかと考えると、やはり20話で現ロックオンであるライルとアニューの戦いとその結末を見、そしてライルが刹那を殴って泣き縋るCパートを見たことで、彼と同じ顔同じ声の前ロックオンであるニールとその死を、追想せずにはいられなかった為かと思います。

 セリフそのものはシャアの名言に対するオマージュであり、たとえ相手が死んでしまっても心の中には生きているというありがちな王道パターンを地で行ってますが、普段のティエリアには見られない感情が込められていて、とても良いシーンでした。

 刹那と沙慈はあまり変化が無いように見えましたが、今回は特に沙慈が前を見据えていました。
 前回は平和だったあの頃へ戻ろうとルイスに言いましたが、刹那に影響されてか、今度は過去ではなく未来のためにと決心して発進しました。
 ただ、ルイスはレグナントを受け取る際にリボンズが変えた薬を服用して以降、どんどん狂気に奔っているし、予告でも凄まじい形相をしていたので、彼らに幸福な未来が訪れるとは考えにくい状況になっているところが不安材料です。


 フェルト

 ロボットアニメでお花といえば、私の記憶にあるのは「蒼き流星SPTレイズナー」です。ヒロインのアンナが出撃前のエイジにヒナギクを渡していました。
 そうでなくてもトランザムはV-MAXのパクリ(苦笑)だと言われることもあるのに、なぜここでお花まで渡すのでしょうか。
 という事は、00ライザーが敵母艦に特攻をかけるのかと思いきや、雑誌のあらすじではティエリアが潜入するらしいし、というかその前にフェルトがアンナポジなのかと考えると……ううむ、謎のシーンでした。


 次回は「命の華」。閃光の数だけ命が散るそうですが、マイスターはまだ死にませんよね??あと3話。
  

2009.03.14 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
ガンダム00「革新の扉」
カテゴリ: アニメ
 刹那はついに人類初のイノベイターとなってしまったようです。
 といっても、何を持ってイノベイターとするのか、定義がさっぱり不明なのですが。

 金色の虹彩になることなら、デザインベビーのネーナもイノベイターに分類されるし、脳量子波を使えることなら、超兵のアレルヤとソーマもイノベイターに区分されるでしょう。
 金色の目と脳量子波を同時に備えた者がイノベイターで、それを人工的な手段によらず獲得できた人間が真の意味でのイノベイターだという設定なのでしょうか?

 しかし金目は、脳量子波でヴェーダと、もしくはイノベイター同士でリンクしている状態を示していたのではなかったのでしょうか?
 少なくとも1期のティエリアやリボンズの金目は、一貫してリンク状態を見せるための演出だったと記憶していますが、今回沙慈と会話していた時の刹那は、何かとリンクしていたようには見えませんでした。
 もうイノベイターの定義と設定については、考えても無駄だと分かってはいますけどね……。


 00ライザーがあまりにも強い(笑)ので、そのパイロットである刹那について、リヴァイヴとヒリングが憶測していましたが、2人の言動から少なくとも「人類初のイノベイター」と「純粋種」という概念がイオリア計画に存在し、しかもそれはイノベイターを自称する彼ら自身を指すものではない、という事が分かりました。
 リボンズ達は留美の言う「上位種」を自認することで人間を下に見ているため、ヒリングなどは「純粋種」という概念やその出現にも懐疑的で、純粋種だろうと所詮は人間だと言わんばかりの態度でしたが、一方のリヴァイヴはかなり深刻に受け取っていたようです。


 その純粋種と呼ばれる刹那については、1期7話や2期2話であったように、まるでGNドライヴが彼の精神に呼応するかのように出力を上げたり、起動したりする場面が見受けられたので、主人公という補正を抜きにしても、GNドライヴと刹那の間には他のマイスターとは一線を画す関係性があると思われます。

 機械と人間が融合する関係は大好きなのですが、ガンダム00に関してはそのような作品ではないと思っていたので、今までこのようなシーンを入れた制作側の意図は、ピンチに陥っても諦めなければ偶然が重なって助かるよ、でもガンダムは機械でしかないよ、という程度の認識だと思っていたのですが、その機械であるガンダムとGNドライヴによって刹那がイノベイターとなってしまった今、彼とGNドライヴの関係はもはやオカルトと言っても過言ではないかと思います。
 改めて制作側から何らかの説明をしてくれるか、できれば本編内で明かしてもらえればいいんですけど、どうでしょう。(主人公だから、で終わりにするのはナッシングで)


 刹那がイノベイターとなったことに関しては、1期OPの「DAYBREAKS’ BELL」の中で「進化」という歌詞を見た時から、ガンダム00にもいずれ人工進化のエピソードか、それに近いものが出てくるかもしれないと考えていたので、それほど唐突とは思いませんでした。
 要するにニュータイプのガンダム00版をするつもりなのでしょうが、この変化というか進化を是とするか否とするのか、この先の展開が少々楽しみになってきました。

 ちなみに私はニュータイプという概念にあまり興味を持っていません。好きなガンダムはWとターンA、0080、0083、08小隊。いずれもニュータイプが出てこない作品ばかりですね。意識したわけではないんですけど……。


 話を戻して。
 人類を変えるためのGNドライヴであったという落とし所になりそうな21話でしたが、そのGNドライヴ=太陽炉誕生の代償が、関わった研究開発者皆殺しという外伝設定が本編にも適用されるなら、最終的にはこの00世界から、少なくとも世界の表舞台から、GNドライヴは失われるべきものなのだと思っていました。
 EDの各ガンダムから太陽炉が失われていたように。

 人類のために人間を殺し、大のために小を切り捨てるのがソレスタルビーイングの、つまりイオリアの当初のスタンスでしたので、GNドライヴ実用化のために死んだ研究者たちもまた、人類革新のための犠牲者として最初から織り込み済みだった、と言われればそれまでですが。

 200年の歳月と膨大な資金をかけ、数多くの命を犠牲にして生まれたものが、たった1人のイノベイターとは、イオリア計画はなかなかに非生産非効率的です。
 あ。でもこれで覚醒した刹那が、00ライザーの粒子を地球圏全体に撒き散らすことで、人類みなイノベイターになるのなら効率的と言える……のかな?
 まあ人類総イノベイター化は冗談ですけどね。

 あるとしたら精神的な変革であり、世界中の人達が話し合い、自分を変えることで世界を変えようとする意志を持ってくれたなら、作品のテーマも達成されて万々歳かと。
 何といっても残りあと4話しかありませんし、精神的に肉体的にもイノベイターとなる人間は、たぶん刹那が最初で最後なのではないかと思います。


 それにしても、肉体的に変異してしまう純粋種のイノベイターになる適性とは何なのでしょうね?

 刹那と同じ擬似GN粒子に侵されたラッセはダメだった。(純正GN粒子が足りない?)
 ルイスは身体的な改造を受けて人工イノベイターになっているようですけど、やはり通常の状態ではダメだった。(こちらも純正GN粒子が足りない?)
 刹那と共に純正GN粒子の奔流を体験し、量子化まで経験した沙慈もダメだった。(擬似GN粒子が足りない?)
 ロックオンのデュナメスと戦い半身を奪われたアリーはもちろんダメだった。(これも擬似GN粒子が足りない?)

 イノベイターとなるには擬似と純正、両方のGN粒子の影響を受ける事が必須条件だとしたら、当て嵌まるのは刹那だけですね。
 (擬似と純正の両方が必要と言う推理は、リジェネの言う「覚醒」がスサノオの擬似GNドライヴと00ライザーの純正GNドライヴ、その同時トランザムの果てであった事から、おそらく間違いないとは思うのですが、何しろガンダム00だから正解は劇中で教えてもらえないと見たほうが良いでしょう)

 それと、最後の鍵はやはり本人の「意志」なのかと思います。
 5人の中で自分を変えようと考えているのは、今のところ刹那だけです。
 自分を変えるという刹那の意志が、擬似と純正、双方のGN粒子を介して結果的に肉体をも変えてしまったのではないかと思います。

 革新する「意志」を持った事、刹那の「意志」に応えてパワーアップし、あるいは起動するGNドライヴの描写があった事。
 それらと合わせて、イオリアがトランザムを解放した時のメッセージでも「私の意志を継ぐ者」や「君達の意志で」と強調されていた所を見ると……。

 「意志」を、それも「変わろうとする意志」―人類は変わらなければならないのだから―を持つことは、00世界において重要な役割を果たすものなのかと思われます。


 ああ……長々と刹那とGNドライヴの考察をしてしまったので、他のことに触れられませんでした。
 時間と元気があったら、感想を追加するかもしれません。



 次回は「未来のために」


 ライルがあんな調子だし、思ったよりローテンションの決意表明になりそうです。あと4話。


2009.03.04 / コメント: 0 / トラックバック: 2 / PageTop↑
ガンダム00「アニュー・リターン」
カテゴリ: アニメ
 今回のライルとアニューの悲恋で制作が何をしたかったのかというと、結局は要するにCパートを見せたかった、もっと直截に言えば、沙慈に「僕もいつか、ルイスと…」と独白させたかった、そこに集約するお話だったようです。

 なぜそう言えるかというと、作監協力に入ったキャラクターデザインの千葉さんが描いたシーンを推し測れば自ずと明らかです。
 千葉さんが描いたのはライルとアニューの回想シーン3枚絵と戦闘シーンの表情を少々、ところが2人の恋愛が成就するはずの、肝心のGN空間のシーンは描かなかった。
 なのにCパートは、ほぼ全面千葉さんの絵だったからです。この結果を見れば、制作の力点の置き場が分かるというものです。

 GN空間での、抱き合う2人のロングやバストショットは少々ぎこちない絵でしたし、最後のアップも華やかだけど別アニメのような絵でした。もう少し丁寧に描いてあげても良かったのではないかと思います。
 そこが主眼ではないから仕方ないのかもしれませんけどね。

 ライルとアニューの恋愛とその終わりは、期間はともかく表現としては悲しく美しく綺麗に描かれましたが、物語を通してみれば沙慈とルイス、アレルヤとソーマ(マリー)には来ない結末を与えられたようにしか思えません。
 他の恋愛関係が同じ道を辿らないために、前もって用意された悲劇だったとしか言い様が無い。
 千葉さんの言う通りキャラクターは物語世界の中で生きて死ぬのだから、制作側はこの2人に対して、真摯であれたと自信を持って言えるのか聞いてみたいです。


 それにしてもCパートは何度見ても良いですね。(絵の質がですよ!)
 繰り返し見ると何度も殴られる刹那に申し訳ないけど、一番目を奪われるのは、4発目の拳を引いたライルの後ろにいるティエリア。
 止めようかどうか、戸惑う表情の変化が細かくて良いです。

 直後に、そのティエリアを隠してしまうライルの、怒りに歪んだ表情がどアップになるのは正直怖いですけど。(ライルの顔、コマ送りにしないと見えない速さなのに……千葉さんグッジョブ!)

 それと三木さんの演技です。
 すべてのセリフにおいて、激昂していてさえもニールより声が軽いんですよね。
 ティエリアに「黙れ!」と言ったところなどで特に感じましたが、ニールがアリーと戦っていた時の迫力と比べ物にならない声の軽さでした。ライルとしての演技、素晴らしかったです。

 このCパート、1期7話の海岸での4人と同じ構図を使っていますね。立ち位置も刹那、ロックオン、ティエリア、アレルヤの順で同じ。
 そして、作画を担当したのも同じ千葉さんでした。制作側はやはり、こちらに重きを置いていたという事なのでしょう。

 ロックオンが刹那を殴る理由が1期では組織と計画のため、2期では個人と私情のためで全くの正反対でしたけど、すべてが対比のガンダム00ならではの描写ですね。

 ライルの嗚咽が響く中、最後には外にいたソーマや沙慈も含め、あの場にいた全員が俯いて終了というお先真っ暗、ついでにトレミー艦内もいまだ真っ暗なCパート。これで22話に決意表明できるのか、本気で心配です…。


 次回は「革新の扉」。

 なぜかマスラオが黒から白に変わってましたが、あれが噂通りブシドー流の死に装束だとしたら、「武士道とは死ぬ事と見つけたり」とか口走りそうで、今から戦戦恐恐としています。



2009.02.24 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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