ガンダム00「戦う理由」
カテゴリ: アニメ
 1話からずっとキャラクターデザイン通りのシャープな絵が続いていたので、今回の4話が浮いて見えました。キャラもメカも、全てのラインが丸みを帯びている……。作画監督の特徴といえばそうですけど…。
 動画もジブリやプロダクションIG、XEBEC等の国内に出しつつ中国にも投げていたので、作画的には今回は捨て回だったのかもしれません。
 
 1期はロックオン、2期はティエリアを中心に視聴しているので、今回は自分的にはインターミッションでした。

 フェルトのビンタは、フォロースルーまで入った見事な1発。ライルがまだ話してる途中だったので、下手すると口の中切れてしまうところでした。
 確かにフェルトは「俺は兄さんじゃない」というセリフに、「分かってる」と言いつつ分かってませんでしたが、29歳にもなってああいう手段をとるのはどうかと思います。大人に見えて大人げない部分を残している所がやっぱり兄弟ですね。

 「比較されたら堪らんだろ」というセリフや、その前の「兄さんのようにはいかないな…」というセリフから、ニールに対して多少なりとコンプレックスがありそうな印象です。少なくとも比較されても平気でいられるだけの自信はないようだし、現状では射撃の能力も劣っているので。

 ライルが努力家タイプとは思いませんでしたが、真面目一辺倒のティエリアが知ったらほんの少しだけ見直してくれそうです。(笑)
 まあ実戦に駆り出されるからには、自分の身を守るためにも腕を磨く事は当然なのですが、78%の命中率と前回の初戦1機撃墜が示す通り、それなりの結果を出す実力は既に備えていたわけで、あのシミュレーションもどちらかというと練習を通して兄の影を追っている感じがしました。どんな感情を抱いているのかは、まだ分かりませんが。

 マリーとアレルヤの出会いから始まり、アレルヤが彼女を助け出すと決意し、その直後に交戦するという、前話より今回の方がアレルヤな回でした。
 アレルヤの「ハプティズム」の由来と、EDでアレルヤが立ち去る実験台ベッドのエピソードも回収。

 しかし…中盤のドラマパートは水島監督の言う「群像劇」の弊害か、語り語られるキャラクターが多すぎるため、冗長で視点も散漫になりがちでした。
 そうでなくても今回でブシドーとビリー、次回はアリーが加わる予定で、さらにイノベーターも出てきたら、1期と同じようなキャラクターの掘り下げ不足に陥りそうな予感がひしひしと……。
 なにも毎回律儀に全員出さなくてもいいので、キャラクターを絞り込んだ心情ドラマを見せてほしいです。
 
 イアンと沙慈の左手握手は良かったですね。前回のライルとティエリアが握手しなかった対になるシーンでしょうけど、こちらはちゃんと握りました。
 イアンの言う「罰は受ける。戦争をなくしてから、な」というセリフは1期ロックオンと同じでしたが、2期でもミレイナは除いて、ソレスタル・ビーイングのメンバーはみんな最後には死ぬ気満々なんですよね。
 そんな彼らが死んだところで、果たして罰になるのかどうか、大いに疑問です。死んで罰を受けた、贖罪をした、などという安易なラストにはしてほしくないのが正直なところです。
 
 今回では「戦う理由」がまだ伏せられていた2人、ライルとティエリアは浸水するMSコンテナ内をランニング。ティエリアが走るシーンは珍しいし、拳を握らず少々開いたままで腕振る姿が可愛かったですv
 コンテナが完全に水没して大丈夫なのかと思いましたが、今回のトレミーはガンダムの水中発進も想定して造られていたようで、船体下部から各機普通に出撃していました。

 対水中用MA戦でセラヴィー早くも最初のトランザムでしたが、あの後なんで海上に出て00とアリオスの援護しなかったのかと疑問に思いましたけど、たぶんトランザム後の機能低下状態になったセラヴィーは溺れて動けなかったんだろうと好意的に解釈します。

 ミスター・ブシドーとビリー・カタギリについては……1期1話の彼らを思い返すと、変わり果てた姿に憐れみを覚えます。(服装含む)
 2人を歪めたのは間違いなくソレスタル・ビーイングとガンダムであり、「世界の歪み」の中には自分も入っているんだと、そろそろ刹那に自覚してほしいと思います。
 

 
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2008.10.28 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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