冥王計画ゼオライマー ロケ地巡り
カテゴリ: アニメ
 一週間ぶり?の更新ですが、今回はファフナーではなく、1988~90年にかけてOVA全4巻が発売されたロボットアニメ「冥王計画ゼオライマー」のロケ地探訪です。

 約25年を経過してなぜ今頃行ったのかというと、今年の2月23日、そう偶然にも「富士山の日」に、たまたまフォロワーさんがゼオライマーの主人公木原マサキ(メインの主人公は秋津マサトくんですけどね!)の画像を上げていたのを見て、急にゼオライマー熱が数年ぶりに再発したからでした。(笑)

 あ、富士山の日が関係しているのは、アニメ版ゼオライマーの主な舞台が富士北麓の青木ヶ原樹海から富士吉田市周辺だからです。
 ゼオライマーは私にとって富士山アニメなのです。(苦笑)

 しかしそれだけなら行かなかったのですが、Google Mapでロケ地周辺を眺めていたところ、偶然にも、アニメに出ていた風景が四半世紀を越えて、まだ残っていたのを発見してしまったからでした。

 アニメからすでに25年が経過しているのにまだロケ地が見られる……。そして、いつ失われるか分からない。
 そう思うといても立ってもいられずに、富士河口湖町と富士吉田市への旅を決めていました。

 というわけで、アニメのシーンと現実の風景を比較してみたいと思います。
 ロケ地はすべて第2話「―疑惑―」に基づいています。



 まずはこちら。
 河口湖上空に飛来する双鳳凰。

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 この後、左右の格納庫下部から火のブライストと水のガロウィンの2体を落下させて放出。
 どう考えても一気に機体のバランスを失う、豪快な発進方法です。(笑)

 河口湖大橋は歩道を歩いて4分の1ほどの場所から撮りました。
 本当はもう少し先まで行った方がアングル的に正解だったと思いますが、極寒の風が吹き抜けていたので断念。 
 ガードレールはやはり25年の間に変わってしまいました。


 次は市街地上空で市民に目撃される双鳳凰。

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 この場所をGoogle Mapで見つけた時には感動しました。(笑)
 本当にアニメと同じ場所があったんだ……と。
 Google Mapは数年前の写真でしたので、今でも残っているのか行ってみるまで心配でしたが、ちゃんと残ってくれていました。

 とは言え、左側に映っているクリーニング店は閉店して店の名前も無く、右側のスポーツ用品店もやはり閉店してしまったようでした。
 空を縦横無尽に駆ける電線は、25年前より増えていますね。下の太めのケーブルは確か光ファイバーのはずですが……。


 続いて、ガロウィンの河口湖着水時に生じた津波?に呑まれる建物。

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 全然見えないじゃないか!と怒るなかれ。(苦笑)
 ここはかなり景観に変化があり、まずグランドのフェンス前に植えられていた、アニメ時はまだ小さな木々が25年のうちにすっかり立派になって、このようにフェンスの上部に届きそうな状態に。

 さらにアニメ取材時の88年から3年後、手前の土が見えている部分に、新たに河口湖美術館が建設されていたのでした!
 つまりこの場所は、アニメからほんの数年後に場面再現が不可能になっていたのです……。 

 かろうじて見える範囲で撮ってみましたが、じつはこの場所、ガロウィンが投下された位置からかなり離れているんですよね~。ほぼ湖の対角線上です。

 湖岸で使える場所はないかと探したスタッフが、少々離れているけどここにしようと決めたのかと思います。
 それとも、ガロウィンの起こした津波が河口湖北岸まで到達していたのかもしれませんが。


 さらに今度はゼオライマー登場の直前シーンから。

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 西南から現れたゼオライマーが、湖の中を歩いてガロウィン同様津波を起こし、ドライバーが避難して取り残された車両ごと河口湖大橋を破壊してしまいます。
 市街地を歩いて家屋を踏み潰すわけにいかなかったのは分かりますけどね……。  

 写真は遊覧船乗り場付近から望遠で撮りましたが、アニメで参考にした写真は多分もう少し大橋に近い場所だったかと思われます。

 
 舞台が変わって、富士吉田市の富士急ハイランド。

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 河口湖大橋でガロウィンとブライストのトゥイン・ロード(プラズマとビームの合体技)を食らう直前、瞬間移動で回避したゼオライマーは富士吉田市内に。
 
 ガロウィンのパイロットは自分の迷いでトゥイン・ロードが遅れた責任を取るため、単身でゼオライマーに挑み反撃に遭う、その場面です。
 
 右側の変な(笑)鉄塔もどきはまだありました。
 でも何の役に立ってるのかは不明です。

 ガロウィンが倒れ込んだスペースには今、絶叫マシン「FUJIYAMA」のレールが聳えています。
 最高地点は79mで、ゼオライマーの全高50mより遥かに高い。
 高所恐怖症ではないはずの私でもビビる高さで、ご覧の通り上部は雨雲に隠れて見えなくなるくらいです。

 70mも落っこちるは、上下左右にやたらローリングするは、ほんとに死ぬかと思いましたよ……。

 アニメのカットではガロウィンの左側に2本の赤いレールが見えています。
 今では伝説の名機とも言われる、かつての「ムーンサルト・スクランブル」の軌道です。

 一度は乗ってみたかったですね~。
 でも最大6.5Gはあったそうなので、私の貧弱な胃は今度こそ保たずにたぶんゲロッパしちゃったかもしれませんが……。
 

 気を取り直して、次もやはり富士急ハイランド内。

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 25年前に鳴り物入りで導入されたアトラクション「ZOLA」、今はエヴァンゲリオンのパビリオンになっていました。
 時間が無くて中には入りませんでしたけど。

 てゆうかエヴァンゲリオンは箱根だろーと普通にツッコミたくなりますけど、ゼオライマーは全く市民権を得ていない(笑)マイナーアニメの上、毎回必ずキャラの裸が出て来ますし、第1話ではなんとセ○クスシーンまであるので、この先も永遠に河口湖および富士吉田の市民権は得られないでしょう……。 

 
 最後はハイランドリゾート越しのブライスト。

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 合体攻撃を拒否して再び一人でゼオライマーに向かう妹タウの気持ちが分からず、見守るしかない姉アエンが乗るブライストのアオリ場面。

 この後、タウの気持ちをすべて聞き終えたアエンは、身を呈して妹を庇い、妹も姉の想いを理解したその瞬間、ゼオライマーのメイオウ攻撃(必殺技)で二人は消滅。

 おまけに余波で富士急ハイランド一帯消滅。それどころか、たぶん北西方向は河口湖まで、南東方向は忍野辺りまでやられてるんじゃないかと思われます。
 
 八卦ロボの頂点に立つ天のゼオライマー、パイロットを冥王にするためのロボットらしい、強大にして比類なきパワーです。

 ムックに載っているアニメのロケハン写真にも、このホテルはちゃんと写っています。
 当時まだ開業したばかりの綺麗で立派なホテルを破壊するなんて……酷す。

 街灯が無いだろうかと探しましたが、残念ながらこの写真フレームの下、写ってない部分に去年出来たばかりの新しいアトラクション「リサとガスパール」のテーマパークが作られていたので、街灯はその時か既にその前にか、撤去されてしまったものと思われます。
 
 手前の木があったであろう辺りも綺麗に整地されていて、大きな樹木はありませんでした。
   
 
 このように、2日がかりで何とか目星をつけた場所は全部回れましたが、あと3ヶ所ほど行けなかった場所と所在が分からない場所があったので、また次回――いつになるか分かりませんが――行く時のための課題ということにします。



 冥王計画ゼオライマーの旅、いかがでしたでしょうか。
 
 いちばん大事なことを言いそびれていましたが、「冥王計画」と書いて「プロジェクト」と読みます。
 どうぞお間違えのないように……。

 でも海外版では「Hades project」とか書かれてたりします……。
 たまに日本版でも「Meiou project」とか書かれてたりします……。(BDジャケット参照)
  

 さすがにゼオライマーはファフナーと関係は無いだろうと思っていましたが、帰宅して第2話のエンディングロールを見ていたら――見つけてしまいました。

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 錚々たる原画マンだな~と見ていたら、左一番下の「近衛真守」というスタッフの名前が目に留まりました。
 
 このお名前、なんとファフナーの監督である羽原信義さんの別名義だそうです。
 真偽のほどは私には分かりませんが、少なくともWikiにはそう記載されています。

 (追記 さらに「いとうくみこ」さんは、羽原監督の奥様の旧姓「伊藤久美子」さんとお名前が一致)
 
 本当であればダンクーガに続き、私の大好きなロボットアニメにまたもや羽原監督が関わっていたことに……。

 いやはや、びっくりでしたね。 
 今回の旅、最後にして最大のサプライズでした。

  
 ちなみにゼオライマーですが、原作の漫画版は現在続編を連載中のようです。
 でも私はやはり、OVA版が好きですね。
 一人の天才科学者がこの世に残した無敵のロボットと被造物たちによる、憎しみと愛の相克そして昇華の物語。

 興味が出た方はぜひご覧くださいませ。
 ただし、くれぐれもキャラの裸とセ○クスシーンにはご注意を!!(笑)


 
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関俊彦、本多知恵子 他

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2014.04.20 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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