スポンサーサイト
カテゴリ: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH
カテゴリ: 蒼穹のファフナー
 遠慮会釈なくネタバレです。知りたくない人は回避して下さい!



 短編というか、中編ですね。あんなに長いとは思いませんでした。(苦笑)

 そして、やはりアニメとは違うな、と。
 ドラマCDもそうでしたが、小説は基本的に冲方さん個人のアイデアと思考で書ける媒体なので、そういう意味では冲方作品と言えるかと思います。
 ですがアニメでは、監督やプロデューサーの意見も脚本に落とし込んでいるので、どうしても小説とアニメで異なる作品になってしまうのは仕方ないことかと思います。
 その違いを踏まえたうえで、楽しく読ませて頂きましたvv
 6年ぶりの、しかもファフナーの新作小説! あ~幸せです♪

 冒頭の3Pについては、最初は確かに驚きましたが、おそらくこの場面はクライマックスの1つではあるけれど、これで最後じゃない(そんなの皆さん分かってますね)ので、あえてここで書いたのだと思います。

 でもこの描写が映画の脚本にも使われているなら、確実に一騎は途中退場……この前覚悟した予想が現実になりかねません。
 が、大事なのは、一騎が「破裂する寸前、巨大な暗闇に呑み込まれる」部分だと思います。
 砕け散って、バラバラになる前にワームスフィアに呑まれた、そこにわずかな希望が残されているのではないかと思っています。

 この対決を迎えるということは、どうやら一騎と操の対話は無理解と破壊で決裂したようです、少なくともこの場面までは。
 この後どうなるかは、まだ分かりませんけど。

 それとも、理解したからこそ破壊を選んだのかもしれません。操の返答がないのでそこら辺は推測しようがありませんが…。
 それにしても、総士という神様を既にしてもっている一騎自身が「痛みばかり増やす神様に、なんで逆らわない!」と操を相手に叫ぶとは、皮肉なものですね。
  
 それと、一騎は操を「来主」呼びするということが判明しました。(笑)
 操は自分を「俺」というのか、それとも「僕」というのか、どちらでしょうね。一騎に「君」と呼びかけているところから、「僕」の方が合いそうですけど、公式FLASHでは「俺」なんですよね……。

 PVを見た時から「おかしい」と指摘していたオーロラは、やはり自然現象ではありませんでした。
 フェストゥムの領域に竜宮島が覆われたから、だったのですね。なるほど…。
 劇場予告で仮初めの平和が破られた後、青い空が1つもないと指摘した点も、同じく敵のフィールドのせいでした。
 よく見ていけば答えが分かる作品というのは、手応えがあって嬉しいですv でもミスリードは無しにして下さいね><

 以前からマークザインは「存在という名の機体」というわりに、異常なパワーを持ち同化現象を逆に利用して戦う危うい機体だとの認識はありましたが、ここまで酷い(笑)表現で描かれるとさすがに怖くなりますね。
 「存在する」ということ、マークザインとはつまり、周囲も他者も何もかも呑みこんで自分だけがここに存在する、という、フェストゥムと真逆でありながら限りなく近い性質を持っているのだな、と改めて理解しました。
 
 日野洋治には触れられていませんでしたが、ミツヒロの名前が出て「その一体だけが――そのはずだった。」と書かれているのは、一騎の戦う暗黒の敵は一体だけではなかったザルヴァートルモデル、つまり新マークニヒトを示唆しているものと思われます。
 でも予告の新マークニヒトの色はクリムゾンですね……黒じゃなくなっちゃってます。

 「――お前が帰る場所を、守れさえすれば。」
 やっぱり一騎はそんな考えを抱いていたんですね…。「FORTUNES」で予感した通りの、自暴自棄ではなくてもどこかで自分を投げ出そうとする気持ち。
 それではダメなんですよね。総士は誰に逢うために、どこに帰ってくると思っているのでしょうか。
 「もう一度、お前と出逢うために」「おまえがいる場所に」帰ると言っていたのに…。
 最後の独白、たぶん一騎に伝わってないと思ってましたけど、この分だとやっぱり伝わってなかったんでしょうね。

 同化現象の最後の瞬間に呼んだ名前、消えていく心の最後に残った記憶は友の帰還を信ずべき日々。
 分かってはいたつもりですが、一騎にとって総士という存在はどれだけ心の比重を占めているのか…。
 空恐ろしいほどの強い絆だと思います。
  
 30Pからは、まだ竜宮島が仮初めの平和を享受していた頃の、一騎と周囲の一日が描かれていました。
 短編をまとめるとしたら一騎視点しかないと思っていましたが、やはりそうきました。(笑)ほんとに冲方さんは一騎がお好きですねv
 
 瞑想訓練では「海」の上にいるか下にいるかで何かありそうな描写がなされていますね。
 そして先輩組は全員海の上、後輩組は全員海の下。
 総士の海に降るマリンスノーのイメージからも、海の中や海底には死の気配を感じますが、芹などは「生命の溢れる海」ですしね……この「海」という境界線の意味するところは何なのか、今はまだ分かりません。

 しかも一騎は夢の中で、後輩では芹の海のイメージだけを体験していました。その果てに空と海の境界が無い操の心象に行きついている。ということは、操とのクロッシングが影響していることは間違いないのですが、なぜ芹の海だったのか?

 自分で補完した話のあとがきで、「芹と乙姫の二人は、一騎と総士に通じるものがある気がします」と書いたことがありましたが、どこら辺がどうだとはその時には自分でもよく分からなかったのですが、この短編を読んで一騎と芹の2人は、大切にしていた皆城兄妹を失ったという点で共通していたんだと納得できました。(もちろん他にも理由はありますけど)
 それだけに、一騎と芹が山の中で、互いにいちばん会いたい人の名前を呼びかける場面は、ちょっと痛かったですね…。

 一騎と芹、この2人をツインドッグで出撃させたら……あっちでゴツン! こっちでガツン!
 文字通りファフナーでも正面衝突しまくって、使い物になりませんね、きっと。(苦笑)

 それとこれもTVの頃から疑問に思っていたのですが、人間ではないイドゥンというフェストゥムとクロッシングさせられて、総士は一体どんな状況だったんだろうとずっと考えていました。
 何しろ相手は集合的無意識であり、死であり、無であり、実体化しなければどこにもいない。そんな相手とクロッシングしたら、さぞ辛いだろうな……人としての意識や個を保てるのか?と思っていましたが、操の心象で何となく察せられた気がします。
 普通の人間だったらとても耐えられない、でも一騎が「共感できるかもしれない」と感じているように、フェストゥム因子を持つ人間なら、あるいはその認識を共有できるのかもしれませんね。
 それがお互いの「理解」へと繋がればいいんですけど…。  
    
 高校はアニメディアの情報通り、新設されていました。一騎たちは第一期生ですか。
 でもここでちょっと設定がね……広登たちは都合により(笑)まだ中学三年なようです。

 さんざん「杖がなくて歩けるのか」とツッコミを入れていた一騎の体調は、杖なしで歩けるほどに回復した状態だったそうです。
 ただし視力だけは、衰え続けて今はモノクロの世界、やがて見えなくなるとも。
 というか、一騎は目を閉じていてもリンゴの皮も剥けるし、虫かごも拾える「心眼」を会得していました。(苦笑)
 体は回復しつつある(といっても、戦闘には耐えられない程度)のに、目だけが衰えていく……ここは深読みしていいところでしょうか。
  
 気になっていた総士の部屋、そしてジークフリードシステムですが、みんなの理解と優しさで部屋はそのまま、独立型のジークフリードシステムもあえて選択していませんでした。 
 でも。
 操は「かつて総士がいた場所に入り込もうとするキャラ」だそうですから、まさかと思いますけど総士の部屋を勝手に使ったり、クロッシングでみんなと繋がったり……しそうです。
 いやでも、そんなことしたら一騎が激怒すると思いますけど……果たしてどうなるんだか。

 剣司と咲良を見守る一騎は、まさに老成(笑)してますねえ。
 そのくせ自分は、相変わらず真矢がそばにいてくれることに安らいでいるのに恋心には気づかない。
 カノンのお返しにも「刺された自覚すらなく」とは……ちょっと真矢が可哀想でした。  
 そういや真矢が原付バイクに乗れるということは、竜具島の原付免許は今と同じで16歳から取得できるんですね。免許は島の交番で学科と講習を受けて筆記試験のみで取ったようです。だから、あんな運転に。(笑)
 
 総士がやっていたパイロットチームの会合は、カノンが受け継いでいました。生徒会副会長といい、ショコラの訓練といい、ほんとにカノンは強く逞しく(笑)生きているようで何よりです。  
 それと瞑想訓練で後輩たちが海の中にいることを、あえて前向きに考える剣司がとても頼もしいですね。ぜひ映画でもその強さを見せてほしいものです。
 「私たちの機体との交換もありうる」というカノンのセリフは、フラグと見ていいのでしょうか。
 
 楽園に向かう途中、自分が帰還した海辺で操が「来る」ことを確信する一騎。
 「海」というボーダーラインから、一騎が真矢に引き戻されるシーンはとても象徴的ですね。やっぱり海の下にいるのはまずいみたいです…。

 泣きそうになった一騎が泣かないラストシーン、最初の戦闘シーンからの入り方や、夢から覚める場面、日常の描写、すべて小説版ファフナーの構成と同じですね。明らかに意識してやっているんでしょう。

 映画もそうですね。予告やCMを見る限り、1話と同じように平和な島が突如襲われ、戦いが始まる。2話でマークエルフが壊されたのと同じ左手を壊されるマークザイン。24話と同様にマークニヒトと激突するシーン。
 わざと似たような状況にしているようです。
 そこに何の意味があるのか分かりませんが。

 しかしこの短編は、どこまでが映画の前章に当たるのか。
 小説版の影響が強すぎて、ちょっと判断に悩みますね…。

 

 以下、コメント返信です。




 


 カヨ様

 こんばんは、いらっしゃいませvv

 「蒼穹」と短編のダブルコンボはきましたよ。(苦笑)
 でも、とても興奮(笑)しました♪
 新曲&新作小説、夢のようです…。(感動)

 「さよなら」はもう…女の子なら誰にでも当て嵌まりそうな曲ですね。orz
 芹ちゃんは確かに妙にクローズアップされていますねー。なんででしょう??
 おもに虫に偏って(笑)はいますが、彼女も「命」に敏感な子ですからね。そんな芹ちゃんがさよならしたら……泣きます。(悲)
 
 操の神様は総士――私もちょっとドキッとしました。あの「神様」はいったい誰のこと?と。
 もしそうなら、総士がラスボスということに……そんな悲劇は嫌ですよ~><
 この小説だと、操と一騎がクロッシングしているのは分かりましたが、一騎が総士とクロッシングしている様子は、まったく!見当たりませんでしたね。(苦笑)
 それでいくと、おっしゃる通りに総士は一騎と直接クロッシングしているのではなく、操とクロッシングすることで一騎ともクロッシングしているということになりますね。
 ただ、読まれていないかもしれませんが、操は「総士の意志を受け継いでいるらしい」と書かれているのですよ。
 その一文を読んだ私としては、当初の操は総士の知識と意志に従って一騎と対話し、人とフェストゥム、お互いの在り方を模索するものと思いますが、なんらかの理由で総士の意志と違う選択をする。
 それがアニメージュに書いてある「竜宮島と総士に大きな衝撃を与える」ということなのかな、と思いました。
 いやー、でも正直、分からないですね!(苦笑)この分からなさが、たまらなくワクワクしますvv
 
 チケットの方、それではお言葉に甘えて、後ほどそちらに伺った時にお尋ねさせて頂きますね。ありがとうございます♪

 それでは、この辺で。いつもほんとにありがとうございます
 
 咲夜


 月杜様

 こんばんは、いらっしゃいませ~vv

 大サビには期待していたのですよ~。それがあんな絶望的な歌詞とは…。(涙)
 KATSUさんは私と同じで、悲しくて号泣しそうになったのでしょうか?
 私はてっきり感動で号泣しそうになったのだと思い込んでいたんですけど。
 それでも、映画で流れる「蒼穹」を聴いて「そうだったのか…」と納得の号泣ができることを信じています!

 草案も読まれたんですね。
 一騎26歳(総士は永遠の15歳)のTVシリーズも、今からでも作ってほしいですよねv
 予告やCMで美羽ちゃんが一人で遊んでいる風だったのは、「文字パズルや積み木を組み合わせて―」のくだりそのままのシーンなんでしょうね。
 そう考えると、ドナー型ワルキューレの岩戸、あるかもしれません。
 島と乙姫の痛みを、今度はみんなで分かち合う……頭では分かっていても、いざそうしなければならなくなったら、親としては辛すぎますね。

 私もそうですv どんな終わり方でも、きっとファフナーを見ていて、好きでいて良かったと思うラストになると信じています!!
 舞台のレポは申し訳なく…。それも「蒼穹」が、名曲だからいけない?のです。
 尾道、ほんとに気持ちが盛り上がってきましたね♪
 舞台でご一緒したお2人は行けそうな感じでしたので、カノンのように電子ペーパーならぬ添付ファイルを皆様に配布、よろしくお願い致します。

 それでは、この辺で。
 月杜様も、ぜひご都合がついて25日にご覧になることを願っています
 
 咲夜 
スポンサーサイト
2010.12.23 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
コメント
 
Title
 
 
 
 
 
 
Secret 


Pagetop↑
トラックバック
Pagetop↑
プロフィール

如月 咲夜

Author:如月 咲夜
FC2ブログへようこそ!

コメント&トラックバックは、スパム対策としてすぐに反映されないようにしておりますのでご了承下さい。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。