音楽劇 蒼穹のファフナー
カテゴリ: 蒼穹のファフナー
 いつものごとく、遠慮会釈なくネタバレてんこ盛りです。
 音楽劇のバレを知りたくない方は、全力で回避してください!







 冷たい雨の中、昨日銀座博品館劇場にて公演されている音楽劇・蒼穹のファフナーの舞台を見て来ました。

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 せっかくだからと、1日でマチネとソワレの両方見たのですが、さすがに6時間近く座りっぱなしでお尻と腰が痛くなりました。
 立ちっぱなしの役者さんに比べれば座れるだけ贅沢ですがね……。(^^;)

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 エレベーターの前に貼られたポスター。
 もちろんエレベーター内にも貼られています。
 子供や孫へのおもちゃを買いに来た、何も知らない親御さんたちにも見られまくりです。(苦笑)
 乙姫ちゃんのあられもない姿を見上げる子供さんに、お母さんが「見ちゃダメ!」と叱ったりしたかもしれません。

 そして8階へ着くと、いきなりお盆祭りの民謡が聞こえてきます。
 チケットを切ってもらって中に入ると、目の前の喫茶コーナーが「喫茶楽園」の看板で営業しています。
 カウンター横にパネル一騎がいるんですが、ケータイで撮ってカメラで撮り忘れたので写真無し。
 千秋楽にまた行くのでその時にリベンジします。
 コーヒー美味しかったですv

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 正面右手には西尾商店。
 西尾のおばあちゃんが売れ行きを見守ってます。

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 その隣には鈴村神社が。
 中西兄がクジ箱を手に持って「竜宮島へようこそ~」を連呼しています。(笑)
 私は1回目で総士、2回目に剣司を引きました。

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 左手側はXEBECの販売コーナーでした。
 ゴウバインヘルメットが置かれ、極めて便利な自動販売機の隣に立つ総士がいます。

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 客席サイドには真矢がいました。
 文字通りの看板ガール(笑)です。

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 階段右端には華やかなお花たち。
 松平健さんから安崎さんと岡さんに贈られた胡蝶蘭が、とても良い芳香を放ってました。
 他にも勝地涼さんから松本まりかさんへ、もちろんXEBECからも青い花が届いていました。

 真冬に真夏のお盆ムードのロビーを後に劇場へ向かうと、壁面に投影された「Alvis」の文字が見えて来ます。

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 舞台の正面に向かって、こんな感じで両サイドに映し出されています。

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 場内は波の打ち寄せる「ざざーん、ざざーん」というBGMが繰り返し流れていました。
 波の音がひときわ大きくなると、開演アナウンスが入る演出です。
 

 ファフナーが舞台化されるのは今回で3度目。
 しかし今年は、去年までの翔子を軸にしていた「FACT AND RECOLLECTION」から内容を一新、アニメ本編の後半部分をミュージカルで上演するものでした。
 
 喜安さんは「アニメを舞台化する意味はあるのか」と仰っていましたが、私は少なくとも去年までの「FACT AND RECOLLECTION」には意味があったと思います。
 ファフナーを翔子やカノンという羽佐間家のキャラクターの角度から再構成し、舞台として単独で見ても主人公である翔子の心情を追えば、細かい設定は分からずとも内容は理解できました。

 それだけに、今回の音楽劇は16話から26話という、アニメの途中部分から抜き出して舞台化するということで、それ以前の話数にあったドラマを一体どう盛り込んでくるのか、難しいだろうなあ……と思っていました。


 結論から書きますと、音楽劇ファフナーは良かったです。
 不満はもちろんいくつかありますが、音楽劇はあくまで音楽劇として見ているので、私としてはこれはこれでアリだと思います。

 しかし、アニメ本編のみで再構成されたミュージカルではありません。
 ストーリーには、未公開シナリオ集に掲載された、本編では尺や諸事情でカットされたものがかなり多く組み込まれていました。
 
 憶えているだけであげてみると、
 ・17話、乙姫が「私のこと、ただの人の形をしたコアだって思わないの?」というセリフがある。 
 ・17話、総士がカノンの乗るベイバロンのコクピットを狙えと一騎に命令する場面が入ってる。
 ・乙姫が自分から芹と同居すると言い出す。18話の乙姫と芹の会話がアレンジされて入ってる。
 ・20話、コアギュラ型が来た理由について話す総士と乙姫が入ってる。
 ・20話、一騎が「翔子は死んだ」とはっきり言う。(これは決定稿に有るセリフで未公開には掲載無し)
 ・20話、アルヴィスの訓練施設で会話する(俺はたまたまこの島にいて―)一騎と総士のシーンが入っている。(これは順番からして22話の間違いだと思いますが……)
 ・26話、紅音と甲洋が総士のコアを保護する場面がある。
 
 などなどです。
 そのほかにも改変された設定がいくつかあります。
 これらを舞台のオリジナリティとして受け取るかどうかで評価も変わるかもしれませんね。

 まあ、限られた時間の中でファフナーのテーマである「生と死、存在と無、生きることの悲しみと憎しみ、そして痛みと喜び、憶えていることと忘れないこと」などなど、数多のメッセージを伝えるためにはこの大胆な再構成も必要だったのかと思います。

 
 それでは、固いことはこの辺で。(笑)

 いつも先入観無しで舞台を見に行きますが、今回はフェストゥムに役を与えてダンスで表現すると言うことでしたので、いつものごとく全然期待しないで見に行きました。
 しかし……完全に良い方向で裏切られました。(苦笑)
 
 フェストゥム役の衣装はほぼ予想通り、金色のヴェールを被ったアラビアかインドの踊り子さん風でしたので「こんなもんか」という印象でした。
 が、踊り出して驚きました。
 力強く躍動しながらもしなやかにうねる、その姿はまさにフェストゥム!(笑)
 イドゥン役の方は海外でも活躍されていたそうですが、その厚く筋肉質な胸板はまるでスフィンクス型!(苦笑)
 フェストゥムの群舞だけでも一見の価値はあると思いますv

 史彦役の安崎さんは、岡さんと24話のひとり山での対話シーンで「Peace of mind」デュエットするのですが、豊かなバリトンが素敵でした♪
 去年は怒鳴りすぎと評されていた史彦の演技も落ち着いた感じになっています。

 松本まりかさんはオリジナルキャストだけに、しっかり「真矢」でした。
 マークジーベンの射撃ポーズがカッコいいですv
 でも「DEAD SET」がすごく……苦しそうです。キーが合わなすぎですね。

 桜田さんは今回クロッシングばっかり(笑)なので、踊りはほとんど無し。
 ですが、乙姫ちゃんとの兄妹っぷりはすっかり堂に入ってました。
 皆城兄妹萌えの方々には嬉しい、念願のあのセリフも聞けますよ♪

 浦壁さんの歌唱力はあい変らず抜群。個人的には「Proof」のソロ部分が一番綺麗でお気に入りでした。そしてなんと言っても芹ちゃん役の石川さんとは本当の姉妹みたいで、劇中何度も手を繋ぐシーンが可愛くてたまりません♡

 カノン役の彩星さんと千鶴役の渚さんは宝塚出身で、お二人とも姿勢が綺麗!
 トークショーでは桜田さんがポーズ決めてからかうくらい、立ち姿が美しいです。
 歌声もセリフも聞き取りやすくて、さすがは宝塚……と感心しました。

 剣司役の松永さんの身体能力の高さは異常。(笑)咲良役の冴月さんとは良いコンビでした。そして丸山さんの衛はイケメンです。みんなを守る最期のシーンが辛かった……。
 
 甲洋役の大音さんも、前回に劣らず悲しい役回り(苦笑)でしたが、今回も甲洋と一緒にしっかり演じてくれています。

 そして一騎役の磯村さん。
 「総士ーーーーーーー!」と劇中3回ほど絶叫しますので、千秋楽までに声を嗄らさないようお気をつけて。(笑)

 
 今回の音楽劇では「Remember me」という挿入歌もあるように、「誰かが誰かを憶えていること、忘れないこと」が大きなテーマの1つでした。

 私も以前から考えていたことがありました。
 それは、総士は誰かに自分を憶えていてほしい、と願ったのだろうかと。
 
 総士はみんなの痛みと存在を忘れない。乙姫がいたことを忘れない。
 どちらかというと「憶えている側」の人間でしたよね。
 そして真矢もまた、変わる前の一騎や翔子のことを「憶えている」人でした。
 
 ネタバレすると、今回の音楽劇で総士は最後に「忘れるな一騎! お前が憶えている限り、僕は消えたりしない」とじつに偉そうに(笑)お願いしつつ去って行きます。
 一騎が丁寧に「忘れないでくれ」ってお願いしていたのとは雲泥の差です。指揮官が兵士に命令するのは仕様ですかそうですか。
 
 話が逸れてしまいましたが、アニメ本編では言葉にしなかったのかできなかったのか、それとも必要なかったのか。
 一騎に「忘れないで、憶えていてほしい」という総士の気持ちが、今回はセリフになって伝えられたようです。

 こういった違いだけでも、やはり「音楽劇」というアニメとは別の表現方法と、物語のオリジナリティを選択してみる価値はあったのかな、とも思います。


 というわけで、音楽劇ファフナーは30日までです。
 お時間のある方はぜひともご自分の目で確かめ、ご自分の心で感じて下さいませ☆

 「あなたは、そこにいますか?」



 はっ――そういえば、フェストゥムの声はアニメ本編ではテロップが出なかったのですが、このたび「ゆかな」さんとはっきりパンフレットに出てました。(笑)
 どうでも良い豆知識ですね。

 そうそう、竜宮島のお土産も買えますよv

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 しかしやはり舞台は「生きて」ますね~。
 昼は公演が始まって初のマチネだったので、役者さんの演技にも多少の緊張感が見られたし、何事もなく終わりました。
 しかし夜のソワレではハプニング続出。

 芹ちゃんが乙姫ちゃんと一緒に退場するシーンでは、マチネと違うセリフを言ってました。たぶんアドリブで変えてみたんでしょうね。
 
 アドリブはまあよくあることですが、その後一騎抜きの会議シーンで本来いるはずの衛がいない……と思ったら楽屋裏から「ダダダダダ」と走る音、そしてちょうど自分の台詞の瞬間に衛が飛び出してきました。
 ――もしかしておトイレ? なにがあったんでしょうかね。

 その後も、ジークフリードシステムで指示する総士のマイクの入りが数瞬遅れたり。
 
 何よりも凄かったのは、カーテンコールで役者さんが順番に登場し舞台中央で決めポーズをして並んでいくのですが、上手から勢いよく駆けてきた松本まりかさんが滑って転び、真ん中で蹲ってしまったことでした。 
 どよめきが上がり、心配して一斉に彼女に視線を送る出演者と観客。
 顔を上げたまりかさんの、恥ずかしそうな表情と言ったらなかったですv

 その間にも間奏が進んでいたので急いで桜田さんが登場、最後に現れた磯村さんが松本さんのために自分もコケる真似をして場内を笑わせてくれました。
 その後もまだ恥じらいが抜けず、歌や振りがワンテンポ遅れていたまりかさんが可愛かったです。
 
 それにしてもカーテンコールのダンスが格好良かったです♪
 あの振り付けで「Shangri_la」を歌ってみたいですねvv


 追記

 今回は弓子がいないので千鶴が真矢のデータを改ざんしたことになっています。
 そのことに納得できない方がいると制作側も分かっているようで、トークショーで補足があったのでした。
 曰く、「今回は一騎と真矢以外の親が出て来ないので、竜宮島のお母さんたちの全員の気持ち(子供を戦わせたくない)の代表として千鶴が改ざんしたと思って頂ければ」
 とのことでした。


 

 以下、コメント返信です。


 


さいひ様

こんにちは、ご無沙汰しておりますvv
こちらこそ、愚痴をつらつらと書き連ねた記事をずっと放置したままで申し訳なかったです。

同感して頂き、ありがたいやらお恥ずかしいやら……。(^^;
黙っているのが大人かもしれませんが、言葉にすることもまた大人ですよね。
痛いことほど言わなければならない時もありますし。
公式には全然期待しないできない、という悲しい状態にだけはなりたくないものです。

さいひ様も全部当選されていたんですね!
もしかしたら、どこかですれ違っていたかも知れませんね♪

音楽劇にはさっそく行って参りました。
私はアニメの舞台化であろうとも受け入れられる人間なので、あまり記事はご参考にならないかもしれませんが。(笑)
歌でキャラクターの心情を表現したり、ダンスとポーズで戦闘シーンやファフナー、フェストゥムを表現していますが、実力派の役者さん達も数多く出演してることもあり、出来映えは中々だと思います。
もしお時間とお金が許しましたなら、ぜひ一度はご観劇なさってみてはいかがでしょうか。

謎のオフ会は来年の、しかも1月以降になりそうです。
なぜなら応募はがきが、1月末日消印有効だからです。(笑)
中西さんに年内には詳細出して下さい、予定立ちませんからと言っておいたのですが、連休明けにでも謎が解けることを期待したいですね。

私もオールナイトオフ会に応募して、当選していました。
もし会場で必死にメモしてる人間がいたら、それが私だと思って、生暖かい目で見守ってやってくださいませv

それでは、この辺で。
コメントどうもありがとうございました♪ 嬉しかったです。
少々早いですが、良いクリスマスを!


藤岡亨穂 教授様

ありがとうございます。

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2012.12.23 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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