蒼穹のファフナーEXODUS 先行上映感想
カテゴリ: 蒼穹のファフナー
 MOVIXさいたま、世界最速上映をありがとう。(笑)

 現時点で6回ほど先行上映を見ていますが、すでに2話までのネタバレはあちこちに出回っているので、私は気になった部分の感想に徹したいと思います。
 
 
【エスペラント】

 人類の中に現れた、先天的または後天的にミールと交信できる存在。
 やはりエメリーが持っていたのは超・小ミールだったようです。
 ただ、本来ミールの欠片を拾って交信できていたのは、彼女の弟。
 小ミールに戦いを止めてくれと願い叶った代わりに自身と両親が同化され、なぜかエメリーだけが残った。
 いきなり謎を投げて来ましたね~。たまりません。(笑)

 ミールと交信できる彼らに「エスペラント(希望)」と名付けたのは人類軍もしくは新国連のようで、少なくともエメリーだけではないようです。
 そして「希望」と名付けたからには、彼らの存在に対して現時点では肯定的もしくは好意的な見解を持っているようです。
 とすると、イントロダクションで「戦局を混乱させ、より多くの憎しみを生んだ」存在は彼らなのか、それともまた別の存在なのでしょうか?
 すべてのエスペラントが共生思想を持っているとは限らないので、逆に個人的な感情で人類を否定するエスペラントもいるのかもしれませんし、またフェストゥム側にもエスペラントが存在するものと思われます。

 希望の存在を表すものとして人類の人工言語「エスペラント」をチョイスしたところに、私は冲方さんの311後の影響を見ずにはいられません。
 2011年10月号の「熱風」から引用させて頂くと、冲方さんはこのようなことを書かれていました。

 「こんな現実は、想像できないという人がいる。それは現実ではないと主張する人もいる。そういう人々の言葉を聞くと、僕はしばしば聖書で語られるバベルの塔を思い出す。塔が崩れてのち、人間は互いの言葉が分からなくなったという。では塔を元に戻せば、みなが再び同じ言葉を話し、理解し合えるようになるだろうか? 答えは否だろう。それぞれが異なるバベルのがれきを抱えて、異なる現実を生きるしかないのである。だがしかし、塔の崩壊は、人から言葉そのものを奪いはしなかった。もしどれほど異なってしまった言葉であっても、新たに読み解き、示し合わせることはできるはずだ」

 東日本大震災、そして福島の原発事故による被災者とそうでない人々の分断についてのエッセイですが、ファフナーの世界でもフェストゥム襲来から40年、人類はただ生き残るための戦いに必死で、同じ言葉を失っていたのではないでしょうか。

 そこに現れた、フェストゥムの言語を解しミールと交信できる「エスペラント」とは、果たして人類の新たな、そして真の共通言語となりうるのでしょうか……。
 実際のエスペラント語はダメでしたけどね。

 美羽とエメリーが無邪気に額をごっつんこしてる場面も一見ほのぼのしてますが、ああして人間の言葉レベルでなくフェストゥムの言語である未知の無限数を使った「お話」―情報のやり取りをしてるのかと思うと……。

 そして極め付きは2話の総士のモノローグ。

 「君は知るだろう。異なる希望が出会うことが、平和への道とは限らないということを。守ることが戦うことである限り、希望もまた争いの中にある。全てを失う可能性を抱きながら、僕たちは未来を求めた。それ以外の道を選ぶことなど、許されなかった」

 おーいー。何てこと言うのー。(T_T)
 つまり美羽という希望とエメリーという希望の出会いは、平和をもたらすどころか戦いを呼び、それ以外の選択の余地などない状況になると?
 1話で「次回2つの希望が出会うよ! 明るい方向に行くかも?」とか思わされたらこれですよ!(苦笑)
 まあ、エメリー側といずれ袂を分かつにしても、たぶんすぐでは無いとは思いますが……まずは島外派遣に行かなきゃならないですしね。
 
 せっかく出会った幼女たちを引き裂くなんて……さすが笑顔の鬼・中西Pです。(笑)

 そして大晦日に更新された回覧板第6号の情報によると、新たなミール「アルタイル」は宇宙から地球へ接近中とのことでした。

 超古代ミール、瀬戸内海ミール、北極ミール、新ミール「アルタイル」……。

 なんでそんなに地球が好きなんですかミールたちは!
 まあ正確には、他のミールの存在に引かれてやって来たのと、地球人がうっかりメッセージを送ってしまったのと、知的生命体を同化したい、という諸々が合わさって来てるわけですが。
 北極ミールの欠片やそこから生まれた小ミールが地球上で争っている中で、新たなミールなんてものまで来てしまったらいったい人類はどうなってしまうのでしょうか……。

 とりあえず、「エスペラント」という存在を通じてミールと対話できる手段と余地をもったことは、人類にとって不幸中の幸いなのか逆に破滅への道なのか。

 アルタイルはどのレベルまでの理解力を備えたミールなんでしょうね。
 瀬戸内海ミールのようにありがた迷惑な善意を間違った形で施してくれたり、北極ミールのように同化一辺倒でその先に憎しみを学ぶようなことになってほしくないですが……。 
  

【皆城総士とザルヴァートル・モデル】

 肉体的にはもう人間では無い(どんなに人間そっくりでも人としての総士の肉体は消滅した)のに、誰よりも人間らしい存在になっていたことに驚きを禁じ得ませんでした。(笑)
 2年半の間にいったいどんな生活や経験があってこうなったのでしょうかね……。

 今まで「総士の心情がよく分からない」とたびたび言ってきた私ですが、いざこれほどまでに彼の描写が増えると逆に戸惑ってしまいます。(苦笑) 
 ただ、表面的に見えやすい感情を「表情」として豊かに描かれているだけなので、本当の意味での「心情」まではまだ分かりません。例えば喫茶楽園の前で一騎の問い、「お前はそうじゃないのか?」に答えないところなど。
 未だに彼の気持ちや心理は、私にとって大いなる謎です。

 「クロッシング拒否、みんなに干渉させない。それがいま、僕がここにいる理由だ」 
 このセリフの意味はなんと、フェストゥムからの干渉ではなく、マークニヒトおよびマークザインからのクロッシングを拒否するためであることが明らかになりました。

 ちょっと待て!ビシッ
 ファフナーの機体には、たとえザルヴァートル・モデルと言えども自我や意志などなかったはずでは……?
 まあ、じつは15話で乙姫が「その(マークザインの)コアが、私を私にした」と言っていたことがあったり、没になったけどマークザインの装甲に咲良が取り込まれる、というアイデアもあったりなんだりで。
 なのでマークザインは何とか分かりますけど、マークニヒトは……?

 イドゥンは飽和してしまったはずなのでもうあの中にはいないだろうし、するとニヒトの中に残っているかもと言われた狩谷由紀恵が関係してるのかどうか。
 いちおうマークニヒトはイドゥンに同化された時点で彼をコアとするフェストゥムになった、という設定でしたが、単体での自律稼働はできず機体のコアとは別にパイロットというコアが必要で、そのためにHAEでも人型の来主操が必要だったはずで……。

 とりあえずその問題はさておき。

 それが総士がいまここにいる理由だそうですが、言い換えればこの2機からの干渉を食い止められれば統括型ジークフリードシステムを降りることも可能ということですよね。
 つまりマークニヒトとマークザインを解放し、総士と一騎が乗ることでこの2機をクロッシング制御下に置き、なおかつ竜宮島から離れられるという状況になれば、一騎と総士の島外派遣は可能であるということに……。

 しかし統括型ジークフリードシステムに乗るのは、それ以外にも純粋に後輩パイロットの負担軽減目的もありそうですね。内蔵型ジークフリードシステム同士での相互クロッシングは、いくらミョルニアからのデータで改善されてるとは言え、やはり負担が大きいでしょうし。

 何度も言ってますけど私は「人間の体には限界がある厨」(長い)なので、今回総士や剣司が後輩たちの同化現象に最大限の注意を払っていたことに感動を禁じ得ませんでした。(笑)
 たとえ治療方法があったとしても、人間の体力や寿命のキャパシティは決まっている。同化現象はそのキャパシティを肉体への負荷という形で確実に埋めていってしまう。そんなところにリアリティを感じます。
 
 それにしても2年半の間に、マークザインとマークニヒトは何をやらかしたんでしょうね?
 総士は忌々しそうに2機からのクロッシングを拒否し、カノンは 「こいつは乗る人間の命を欲しがる!」と接触すら許さなかったわけで、それらの反応からすると訓練中のパイロットに干渉してきて、そのうえ一騎の命もかなりの危険に晒されたのかもしれません。
 
 包帯みたいな拘束具でミイラプレイのマークザインに、鎖と地下室で監禁プレイのマークニヒトですが、回覧版第5号によればそんな彼らが、

 マークザイン「その機体の名の通り、過酷な最前線を生きる兵士たちに希望を与えることができるのか」
 マークニヒト「フェストゥムの興味、憎悪、怒りをその身に受け彼らに苦痛をもたらす使者となる」

 なんてことになるらしいです。現状からではとても信じられませんね。
 
 2話のラストでマークニヒト封印施設に赴いてるのは総士ともう1人、誰か不明な人物ですが、引きのカットで見ると総士よりかなり背が低かったので西尾博士では?という意見が出ていました。
 でもアップの場面ではそんなに背が低くもない感じなんですけどね……?
 封印の扉を開くために、屈んでいただけの可能性もあります。

 総士は1期22話でヘブンズドア作戦に参加する場合、ファフナーにジークフリードシステムを内蔵してもらうために西尾博士と千鶴さんに相談に行ってたんですよね。史彦を後回しにして。(苦笑)
 なので、西尾博士である可能性はありうるとは思います。機体に関することですしね。

 ただ、西尾のお婆ちゃんはHAE時点で完全に引退して、最後まで機体に関わることが無かったのが悩みどころです。
 今度こそ統括型ジークフリードシステムをファフナーに内蔵してもらうために、ご老体が引っ張り出されたのかもしれませんが。


【人類軍とマカベ因子】
 
 回覧板では長らくフェストゥム因子とされていましたが、じつは人類軍パイロットがフェストゥムのコア入りファフナーに乗れるのは新国連人類軍に拘束された際に採取された、真壁一騎の「マカベ因子」なるものの恩恵とのことでした。
 ペルセウス中隊の4人には大変に好意的態度で敬意を払われている一騎ですが、私はそんな一騎が外の世界で「お前のせいで俺はファフナーに乗ることになったんだ!」と責められるシチュエーションをまだ諦めていません。(笑)

 一騎のクローンの代わりに、彼の因子保持者が世界中で戦っている。本来戦えなかったはずの者までも。
 なかなかにエグい設定を持ってきましたね~。むしろクローンよりこっちの方が酷くていいかも。(爆)
 
 対してミツヒロのクローン説がひときわ濃厚になってきたジョナサンです。
 ですが彼もマカベ因子のお世話になっているので、もともとフェストゥム因子を持っていない真っさらな体(なんか嫌らしい)だったようです。
 しかし彼が一騎と同じ同化キャンセル能力を発揮したのは、マカベ因子保持者の中でも特異な存在であるという伏線であるのは間違いないんじゃないかと……。
 彼が同化キャンセルできたのは、仲間がやられたことに対する「怒り」とフェストゥムへの「憎しみ」からでしたね。
 自分のことではなかったところに、一抹の安堵感を覚えました。 
  
 アイシュワリアとビリーは一騎の引退生活に驚くかもしれませんけど、まあ好意は変わらないんじゃないでしょうか。
 何しろマカベ因子の母体でありプレゼンスであり、そのマカベ因子には当然フェストゥム因子も入ってるわけで、無意識に同化欲求の影響を受けた好意も多少芽生えてたら面白いんですけど。

 それにしても、人類軍側がマカベ因子である種の群体のようなものを形成してしまうとは……。
 敵を、フェストゥムを倒そうとするあまり、どんどん相手に近づいていくのは皮肉なものです。

 でも回覧板によれば、一騎はローンドックで戦うようですが。
 
 人類軍パイロットの中にも、戦い続けるうちにマカベ因子に潜むフェストゥム因子によって肉体の同化現象を発症し、結晶化して散る者も出てくるんでしょうかね?
 そこまで長く戦える兵士がいるかどうかですが、ダスティンなどはベテランパイロットとのことですので、マカベ因子が採取されたのが2146年、実用化されたのが最短で翌2147年として、長い兵士は4年近く戦えていることになりそうです。

 瀬戸内海ミール由来でないコア入りファフナーに乗れて、しかも肉体の同化現象による結晶化の危険性は低いとなると、マカベ因子は良いことずくめの夢の因子のようですが、そんな上手い話はないだろうと思う私としては代償に何かあって欲しいところです。(惨)
 
 しかしマカベ因子はまるで万能細胞のようですね~。脳の成長過程を通り過ぎた成人ですらシナジェティック・コードを形成できるとは。
 ナレイン大将だって、因子がなければさすがにパイロットを下りてたでしょうに。
 ファフナーに乗れるということは、ナレインが若者のように柔軟な脳(思考)を持っているという証左なのかもしれませんが。 
 しかしこれが史彦出撃フラグになったり――しないですね。(笑)
 でもフェストゥム殺しで有名なコードネーム「マークレクサス」の活躍も見てみたいです。 
 そのためには総士に島の過去を早く探ってもらいましょう。
 
 話は変わりますが人類軍ファフナーは戦闘中あい変らず無線で交信してましたね。暗号はかけてたけどあっさりフェストゥムに読まれてしまい、同化された味方を撃つという悲劇的な展開になってしまいました。
 ジークフリードシステムは、トローンズ・モデルのラファエルが中心となって統括型的役割を果たしているようですが、機体同士の相互クロッシングはできていない模様です。現時点で見た限りでは。

 ところで竜宮島ファフナーの通信描写も、ジークフリードシステムのクロッシングと無線らしき交信が混在してるので、どんな通信方法を取ってるのかちょっと明確でない場面が見受けられました。 
 広登が暉に手を貸す通信はケーブルとしても、暉が里奈に助けを求めた時はケーブル飛ばす余裕なんて無いし……。
 あ、そういえば里奈は暉の声が出ない時から、彼女だけに暉の声が聞こえてたんでしたっけ?
 双子のテレパシーだったんでしょうかね。
 
 あとはマカベ因子はともかく、人類軍ファフナーに搭載されているコアの出所ですね。
 エスペラントが対話した結果、人類に好意的なミールが自分を分割して使っていいよ、と協力してくれたのか。
 それとも各地の小ミールを捕獲して強制的に分割したのか。
 今までの人類軍のパターンだと後者ですけど、人類に滅んでほしくないミールもいてくれていいんですよ?

 人類軍ファフナーはあまり見た目が好みじゃなかったんですが、2話で竜宮島に来たペルセウス中隊の蒼いカラーリングだと格好良くて一気に好きになりました。(笑)
 ラファエル、ガブリエル、アリエルの順で好きです。ちなみに羽の形がカッコいい順です。

 ペルセウス中隊のネーミングの由来は、ギリシャ神話の半神半人の英雄ペルセウス、彼らが乗ってきた超大型ファフナー輸送機C-300スーパーギャラクシーのコード「ケートス」はそのペルセウスに退治された海の怪物のことのようです。

 その他、突撃型ファフナー大型輸送機MC-290Fホークモスと民間輸送機C-220ルナモスは両方ともでっかい「蛾」の名前で、しかもデザインがしっかり蛾の形状に似せられています。
 ルナモスみたいな緑色の巨大蛾は、夏に我が家の近所でもごくたまに見かけます……。

 戦略爆撃機BE-2ミズサバは沖縄方言でジンベエザメとの結果しか出て来ませんが、うーむあれがジンベエザメと言われると……?


【フェストゥム】   
 
 ただ見ているだけのアザゼル型Aがいちばん怖いですね。
 アザゼル型Bも現れただけで何をしたという描写が無いので、いきなり核を撃ちこまれて燃やされた体を冷やしに海へ還っていったように見えてしまいました。
 回覧板では「次の獲物を探す」というキャプションがついてたので、ジョナサンが目撃する前に市街地で暴れていたのかもしれませんけど……。
  
 1期で出て来なかったフェストゥムB型が華々しくデビューしたのには驚きました。(笑)
 ビジュアルブックで翔子と戦ったスフィンクスがB型扱いされてましたが、あれはC型の誤りで本来のB型は最後まで不明のままだったんですよね。
 あんな古めかしいロボットちっくな形状で現れるとは思いもしませんでしたけど。

 ただ、B型だけあんな突出した姿をしていたとは思えないので、5年の間に変化したのか、あの1体だけもとの形から変化もしくは進化したのかもしれません。
 何しろフェストゥムとはスフィンクスA型だったものが戦闘中にいきなり進化してエウロス型になってしまうような連中ですからね……。

 そのスフィンクスB型をマークフュンフが破壊する場面で、アニメでは初めて敵の内部の結晶核(コア)がしっかりと描かれたので、私は喜びを禁じえな(ry

 今までは敵のペルソナとして赤黒い内部の四次元が見え、そこから同化クリスタルが生えてくるシーンは何度かありましたが、敵の結晶核を狙って破壊した描写が無く私はたいそう不満でした。(苦笑)小説版では最初からきっちり一騎が結晶核を破壊してフェストゥムを倒していたんですけどね~。

 できれば「フェストゥムのコアは1体に1つではない」という設定もちゃんと活かして、1体倒すのに何度もコアを破壊する必要があるという描写まで見せて欲しいですけど、まあそこは尺の問題なので省かれるかもしれません……。
 結晶核は小説版では「紅い宝石」とのことで赤色でしたが、アニメでは青みがかった白い水晶のようでした。 
  
 しかしスフィンクスB型やアザゼル型Bがまるでドクロのような顔?をしているのは、人間の根源的な「恐怖」という感情を喚起するようにわざとやってるんじゃないかと勘繰ってしまいます。   
 他にいくらでも顔はあるでしょうにねえ……。

 彼らはどんなミールに従って行動しているのか、それとも個として独自に行動しているのか。その点も気になるところです。


【真壁一騎】  

 笑顔だらけで一見幸せそうでしたが、後輩たちの戦いを見届けた直後に封印されたマークザインに会いに行くところを見ると、鬱屈は着実に溜まっているように見受けられます。
 一騎は今まさにレーゾンデートル、存在理由を問われているのかもしれませんね。
 
 「何か学んでやり始めて。でもそれが、やり残したことになるのは嫌なんだ」と彼は言うけど、それを「やり残し」にしない方法はただ一つ、誰かに受け継いでもらうことのはずですが、いまの一騎にその考えはまだ無いようです。
 喫茶楽園で暉にランチの仕込みを任せたのは、次の雇われマスターの育成と引き継ぎをしておこうという気持ちがあってのことかと思われますが……。

 実際、総士に提案された「教官という手もある」という言葉に対して、「ファフナーを下りても消えないんだな」と、さりげなくニーベルングの指輪痕の話に変えていたところを見ると、自分はまだ戦える、戦いたい、という気持ちのほうが強いのでしょうね。

 それが分かっているから真矢も「使うならあたしを使って」と総士に強く頼んだり、カノンもマークザインに手を伸ばす一騎を必死に止めたんだろうと思います。 

 そんな仲間たちの想いに反して、回覧板第6号には「俺はまだ完全に乗れないわけじゃない」などという、あからさま一騎のセリフらしきものが書かれていましたね。

 みんな一騎がマークザインに乗ろうと思えばまだ乗れることくらい、たぶん分かってるでしょう。乗らなくても限られた命しか残されていないのに、乗ればさらに急速に死に近づくから乗せないようにしてるわけで……。  
 それにもしシナジェティック・コードの数値が下がっていたとしても、今ならマカベ因子を自分に射てば自己ドーピングで乗れる可能性がありますし。

 一騎が一人だけ進路を決めずにいるのは、私は良いことなんじゃないかと思っています。
 誰かのためでなく自分のために、本当に自分がやりたいこと、本当の望みを見出してほしいものです。
 答えはまあ――分かり切ってますけどね。
 祝福イベ冒頭の影ナレで思いっきり言ってましたね。


 なかなか感想が取りまとまらないうちに、早くも今週木曜日から、ファフナーEXODUSの放送が始まってしまいます。
 それこそ一騎じゃありませんが、3年半という猶予を与えられたのに、全然覚悟は出来てませんが。(苦笑)

 私たちに出来る事は、どんなに辛くても逃げたり目を背けたりせず、彼らの戦いと生き方の行く末を見届けるだけですね……。   


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2015.01.06 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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