蒼穹のファフナーEXODUS 第5話「新世界へ」
カテゴリ: 蒼穹のファフナー
 もうダメだ、時間がなーい!(←いつものこと)

 毎週、まだ前回の整理がしっかり出来ないうちにあっという間に次回が来てしまいます。(苦笑)

 今回もどこかで見たことあるシーンだなと思ったら、HAEの広登世代初陣時と同じ導入でしたね。順序は逆でしたけど。
 そしてラストに派遣部隊が島から旅立っていくシーンも、1期25話の第一次蒼穹作戦の出発場面と同じ構図がちらほら。

 さらにセリフではL計画発動時の皆城公蔵のセリフを史彦がリフレイン。
 2重の意味でこの島外派遣が過酷な旅になると思わざるを得ない演出です。

  
 上段がEXODUS、下段がHAEと1期です。

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 あの時史彦は「新たな希望を獲得するためのものだ」と語り、今回は未知の希望に賭けて初の島外派遣を決行。

 しかし、Cパートラストで「それは確かに希望だったが、平和への道ではなかった」と総士に断言されてしまいましたけど。


【初陣】

 それにしても、羽原監督渾身の絵コンテ&演出による新世代の殺陣は凄かったですね!

 ワイヤーアクションの彗!

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 イージス斬りの美三香!

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 双剣の零央!

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 3人そろって必殺!仕事に(ry

 ――いや、こうでもふざけてないと、だんだん精神的に保たなくなってきたので許して下さい。

 冗談はさておき、驚異的な学習能力を得たアザゼル型ウォーカーの群れに対し、次戦以降に同じ手はもう通じないと思ったほうがいいわけですよね?

 すでに今回ですら、島沈没危機&ファフナー部隊切り捨てフラグが立っていたところを、3人の天才的能力でなんとか打開し芹と里奈のサポートにより切り抜けたので、完勝といっても結果オーライの紙一重だと思います。
 彗たちがさらなる能力を開花させるか、無人機でもいいのでファフナーを増やすかしないと、いずれ窮地に立つことになるんでしょうね。

 そして広登世代の初陣では、フェストゥムが「痛い、助けて」と訴えて来ました。(何と言ってるのか芹が気づくのはもう少しあとですが)
 ところが今回の彗世代の初陣では、フェストゥムは何も問い掛けて来ず、得意の読心能力でパイロットの心に触れようとしませんでした。
 完全に心を閉ざし、あなたがそこにいようがいまいが、人間はすべて敵とみなして戦うつもりでしょうか。

 しかし彗たちの戦いぶりはファフナーパイロットとして完璧すぎるがゆえに、不安も残りますね。
 なんというか、「恐れ」を知らなさすぎる気がします。(美三香は戦闘後に極度の緊張から解放されて震えが来てましたけど)

 特に彗は島のために死ぬ覚悟が完了してしまっているので、一度は負けないとダメだと思います。
 いや、負けたら下手すると死ぬので難しいですけど……。(汗)

 *アニメ誌のあらすじを見てしまったら、やはり数話先で彗も零央も負けるようです。そこでどう変わるかが今後の彼の生き方の鍵にもなるかも?

 全然関係ありませんが、私は本編で見られなかった戦闘シーンを自分の二次創作で補完してたんですけど、2話でサーキット内で武器(レイヴンソード)を取るファフナーとか、今回で敵の直上から降下して武器(ガンドレイク)を突き刺すファフナーとか、超必殺、ゴウ・スパークとか。

 すべてEXODUSで見られて本当にもう……もう……個人的に大満足です。(バタッ←行き倒れる音)


【一騎と真矢】

 島を出る前に話をする真矢と一騎。1期10話の逆バージョンですね。
 ついでに2期1話の一騎と総士の対比シーンでもあります。
 
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 「あたしには戦うことしか出来ないから。それ以外の方法があるなら知りたいし、お手伝いをしたい」

 一騎の居場所が戦いだけだったと真矢が分かったのは、いつもの洞察力だけではなかったのかもしれませんね。

 「戦いばかりに、ならないで……」と1期23話で一騎に願った真矢でしたが、いつしか彼女自身も、戦いしか出来ることがなくなっていた(少なくとも本人はそう思ってる)という、なんとも悲しいセリフです。

 「平和になる希望があるなら、戦うことにも意味があるから」

 このセリフは、いつか戦う一騎にとって大きな意味を与えてくれそうな気がします。何のために戦うのか、その意味をもう一度教えてくれるのではないかと。

 「矛盾してるね……平和が欲しくて、相手を傷つけて。ずーっと堂々巡り」
 「終わらせる方法を見つけたら、俺も知りたい。俺にも出来る事を」
 「うん、一番最初に教えてあげる」

 前回、俺を使ってくれて構わない!と史彦に訴えていた一騎が、なぜ島外派遣に行きたがったのか。
 新世代パイロットの戦闘後、剣司の「俺たちも引退だな」というセリフに微笑んで頷いたところから、一騎なりに戦いは後輩に任せ、違う方法で自分にできることを探したかったのかもしれませんね。

 真矢にお留守番を命じられてしまいましたけど。(笑)
 そこへカノンに入れ知恵されてしまいましたけど。(苦笑)
 
 喫茶楽園のインテリアにほぼ写真が無く、1話でカノンが職場に写真を貼りつけカメラを置いていた様子から、EXODUSで写真を撮るのはカノンの役割になったかと思っていたのですが、しっかり真矢もミツヒロにもらったカメラを持って島を出て行きました。
 そのカメラで今度は何を撮るんでしょうね。1期では滅びの島で廃墟とマークエルフを撮っていましたが……。

 *冲方さんのインタを読んでしまいましたら、「今の竜宮島は戦うことしかできない人間ばかり」と仰ってました。あー……はっきり言われるとより辛いものがあります……。


【広登と芹】

 喫茶楽園の壮行会を一人抜け出す芹と、そばに寄り添う広登。

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 1期のお馬鹿なアイドル志望のお子ちゃまが、まさかこんな良い男になるとは誰が思いましたでしょうか。
 対して、芹はHAEまでの昆虫好きアウトドア派の活発なイメージから一転、パイロット同士の集まりですら賑やかなのは苦手だと席を離れてしまいました。一人でいようとするところなどは、昔の一騎のようですね。

 芹と乙姫と広登の関係は、一騎と総士と真矢の関係に近い部分があると思っていましたが、そう考えると今の芹は、総士を失った時の一騎と似ているのかもしれませんね。
 しかも芹は乙姫と本当にお別れしてしまったので、もう二度と会えないという……。

 乙姫への想いが強すぎる芹と、目覚めた二代目乙姫の関係はどうなるのか。
 生誕祭での冲方さんのコメントでは、乙姫と呼ばれることに反発するんじゃないかとのことでしたが、その後変更になっているのかいないのか。気になるところです。
    
 ところでこの二人が語り合ってる時に水路を蛍が舞っているのは真矢とジョナサンの時と同じなのですが、真矢とジョナサンの時は2匹の蛍が交差するシーンで、おそらく2人は違う道を行くのではないかという暗示的な演出でしたが、今回の芹と広登の蛍もまた特徴的な動きをしています。

 芹が1人でいる時に1匹、広登と一緒の時に2匹に増え、2人で乾杯する時には数匹、最後に広登が「お前と、皆城乙姫が喜ぶような希望を、持って帰ってやるよ」と話している時に、1匹だけ空に舞い上がっていく……。
 
 これは広登が島外派遣に行くという演出ですよね!?
 それ以外の深いイメージはありませんよね!?(>_<)
 他に意味があったら嫌ですよ!


【願いごと】

 金曜日の朝にネタバレで知ってから、悶々として1日を過ごして放送を見たわけですが。

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 まさかこんなストライクで来るとは思いませんでしたね。

 一騎は1話で「あと3年……それだけあれば、覚悟だって出来るし、今は目も見える」と言ってましたが、それを聞いた誰もが「つまり今はまだ覚悟できてないということでは?」と思った通りの展開と言うか。
 小説版では特にですが、一騎はいつも覚悟したつもりで、じつは全然出来てないんですよね。

 「咄嗟に、視力が完全に失われたのかと思って、ぞっとなった。とっくに覚悟をしていたはずなのに。光が消えてしまうことに、恐ろしいほどの悲しみに襲われた」(Preface of HAE)
 「戦いの日々で経験したこととまったく同じだった。覚悟したつもりでも、どれほど平気だと思い込んだとしても、結局、我慢できないくらい怖くて、ひどく悲しいのだ」(同上)

 しかしこの「生きたい」とは、単純にもっと寿命を伸ばしたい、もっと長生きしたい、という意味で書いたものなんでしょうかね?
 最初は私もそう思ったんですけど、どうも他の意味もありそうな気がします。

 素直に受け取れば、今が幸せでこのままもっとみんなと一緒にいたいから「生きたい」んでしょうけど。
 私は常にひねくれ者なので。(笑)

 そもそも、一騎にとって「生きる」とはなんなのか。
 喫茶楽園でマスターとして働き、仲間と一緒に穏やかに平和な時間を過ごすこと?
 それが本当に一騎の生きる理由で幸せなんでしょうか?
 
 いやまあ、1巻ブックレットには「自分の存在を肯定的に受け入れ、今ここにいられる幸せを実感するようになった。(中略)一騎はずっとこのまま自分を支えてくれた人たちのそばにいたいと願っているが……?」と書かれてるので、そうらしいんですけどね。(苦笑)

 一騎が、なんのために、どう、「生きたい」のか。その果てに彼の「祝福」があるのだと思います。
 それを知るための時間がほしいから「生きたい」とも受け取れますけどね……うーん。

 いずれ作品内で一騎の生きる理由も語られると思いますので、それまでは言葉通りに受け取るべきかどうか保留にします。
 
 どちらにせよ、その願いを総士にも真矢にも言えず、誰にも見せずに書いた先が七夕の短冊だったので、結局自ら握りつぶすしかないという姿は、見ていて痛ましい限りですね……。 


 一騎の祝福がどんなものになるのか、各所でみなさん考察されていますね。

 私も前から考えてはいますが、やはり「存在」または「生存」、もしくは「有限」であることかな、と思っています。
 
 特に今回の一騎の「生きたい」は、生存限界が見えたがゆえにようやく表に出せた本心でしょうし。

 もともと一騎は積極的な自己否定が強いあまり「死にたがり」と言われることがありますが、じつは必ず存在を選ぶ人なんですよね。1期15話しかり26話しかり。

 まあ、そうでなくては作品内における「存在」というテーマを託されるわけがないんですが……。
 
 そして、そのどちらも総士が理由という徹底ぶり。
 総士不在のHAEでは、うっかり「いなくなるのは俺だけでいい」病が出て思わず無の世界に呑みこまれてしまいましたけど。(苦笑)

 だから今回の「生きたい」も、まず前提として総士がいまここにいるからなんだろうな、と思います。

 極言すれば、一騎は総士と一緒にいられるなら、たとえそれが絶望的な戦いの真っただ中で命を賭ける瞬間だったとしても、それで幸せというか満足なんじゃないかな……と思います。

 あれ? 一騎の祝福論じゃなくて幸福論になってしまった……。(笑)
 
 最後に一騎と総士がそれぞれ映りましたが、

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 「痛みでさえ」「通じ合えば」なシーンですね。

 ならこの先は、「どこまででも」「信じあえば」、「Follow me Follow you」な展開になる?

 というか、総士の胸の痛みがさらに強くなってるんですけど大丈夫なんでしょうか。(汗)



当記事内の画像は全て、
 ©MBS・FAFNER EXODUS PROJECT・XEBEC及び©King Record.Co.,Ltdに帰属します。

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2015.02.11 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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