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蒼穹のファフナーEXODUS 第15話「交戦規定アルファ」
カテゴリ: 蒼穹のファフナー
 交戦規定アルファというのは、結局互いの正義や信念の衝突というよりも、新国連側のエゴを曝け出すだけの陰惨な戦いにしか見えませんでしたね。

 まあ古今東西、戦争に正義の美名とエゴと謀略は付き物ですが……。


 【オルガ】

 私の癒し系女子オルガちゃんがあああ!
 なんてことしてくれるんだ鮒スタッフの鬼畜生め!
 
 でも前回の記事をアップした翌日、私は16~17話でさらなる地獄を見ることになるとアニメ誌のあらすじで未来予知してしまったので、まあ今回は許してあげましょう。(←偉そう)

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 輸送機に最後まで残り、懸命にダッカ基地側へ呼びかけるその姿は東日本大震災の……。

 BD-BOXブックレットのインタ(P139)でも言及されていたように、冲方さんのEXODUSの脚本にはあちらこちらに大震災の影響が見てとれます。

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 オルガも元人類軍として同胞が争うのを見ていられないし、責任を感じてしまうんですね。
 謝りながら泣くオルガを優しく慰める弓子にはちょっと違和感を覚えましたけど。

 前回から、弓子が以前よりは少ないものの感情を顔に出すようになったし、こうしてまだ人を労わることもできているということは、ドラマCDで美羽を想う心以外は失われていくと語っていた弓子も、まだ人としてここにいようと頑張ってるんでしょうかね……。

 溝口と話す時には元の無表情に戻ってましたけど。(苦笑)


 【アバン】

 EXODUSで初めてのバンクだったんじゃないでしょうか。

 (追記)7話の弓子死亡シーンもバンクだったようです。あまり見返してないのですっかり忘れてました。

 視聴者にあれだけ大ショックを与えた広登の死については、尺が無い中でもわざわざリピートしたにも関わらず、同時多発的に起きた真矢の同胞殺しや、難民たちの失望による死への逃避と混乱に霞んでしまったところがリアルとも受け取れるし、単に真矢や一騎は撃たれた現場を見ていないので、まだ生死不明だと思っているのかもしれないので何とも言えませんね。

 総士は行軍をいかに生き延びさせるかという大局を見てるし、真矢は初めての同胞殺しでそれどころじゃないし、一騎と暉も真矢を気にかけつつ行軍内の仕事をしないといけない。

 冲方さんは1期サントラⅡのインタビューで、「ホントに何かを悲しむには余裕がなきゃできない」と言っていたんですけど、人類軍とフェストゥムに挟撃された今の竜宮島部隊の面々は、余裕が無くいっぱいいっぱいの状態ですね。


 【アザゼル型】

 EXODUSという副題からもすでにキリスト教モチーフなんですけど、特に今回ははっきり出してきましたね。

 アザゼル型は「荒野の悪魔」ですし、敵のフィールドが雲であるところは「昼は雲の柱、夜は火の柱が、民の前から離れなかった」という出エジプト記の一節を思い出させます。

 雲の柱は神のはずなのに、EXODUSでは敵であり堕天使であるところのアザゼル型なところが皮肉ですけど。(苦笑)

 新天地へは再び荒野の道を進むということが確定したので、「雲の柱」であるこのアザゼル型が「民の前から離れない」→追撃して来るんでしょうね。

 今回の絵コンテと演出は多田さんという方でしたが、初めてEXODUSで担当されたのに素晴らしい仕事をして下さいましたね。

 アザゼル型とマークザインの砲撃シーンはHAEのセルフオマージュをうまく使ってます。

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 アザゼル型の出現は、やはりザルヴァートル2機を引きつけるための罠でしたね。
 ニヒトが救援に跳んで別行動するところまでも想定内で余裕の笑い。

 ところが、一度は押し勝ったザインに逆に力負けするは、人類軍の爆撃機が落とされて撤退となったら真っ赤な目をして怒ってましたけど。(笑)

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 ちなみに左上に表示されてる爆撃機のオペレーショナルコード「TEAPOT」はアメリカの核実験「ティーポット作戦」から取ったものと思われます。

 こういう小ネタを入れてくるところも、それを見つけるのも楽しいですよね。

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 ヘブンズドア作戦以後に打ち上げられた人工衛星の破片の中に潜むフェストゥム。
 未知のアザゼル型か、それとも、隠れていると言われて正体の掴めなかったウォーカーの本体か。
 
 へスター事務総長が世界で唯一ダーウィン基地で通信しているという衛星がこのフェストゥムだとしたら、新国連上層部がアザゼル型に利用されている可能性もありますし、それどころか共謀している可能性も捨てきれません。

 人類軍ファフナーが搭載しているコアの供給源が不明という、1話からまったく言及されない謎も残っているので、へスター事務総長周辺の陰謀はまだ予断を許さない状況です。

 コアの供給に関しては、人類軍ファフナーのコアは竜宮島ミールのコアに比べてパワー不足という設定から、戦闘で倒したフェストゥムからコアを奪っている可能性が高いのですが、通常コアが破壊されるとフェストゥムはワームスフィアを発生させて自動的に相手を巻き込み消滅するので、倒すだけで精一杯の人類軍が一時的にせよフェストゥムを捕獲するか行動不能にして内部からコアを引きずり出すほどの余力があったとは思えず……。

 コア無しファフナー時代にとてつもない犠牲を払いながら少しずつコアを集めて、現在のコア入りファフナーを造ったんでしょうかね?

 しかし、今回ナレインが「敵のコアを使えば、我々のミールの力でエネルギーに変えることもできる」と発言したので、過去にペルセウス中隊は敵のコアを奪った経験はありそうですが。

 出エジプト記では神によって「マナ」という不思議な食べ物が荒野を彷徨う民に与えられますが、フェストゥムのコアが「マナ」の暗喩だとしたら、私個人はとても楽しいです。(苦笑)


 【目線】
 
 15話でいちばん光る演出だな、と思ったのは個人的にここでした。

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 13話と全く同じ構図。

 じつはジーベンも使いまわ……ゲフンゲフン、バンクを使ってましたね。機体の傷がまったく同一で増えていませんでした。
  
 ツッコミどころはそこじゃなくて、13話で真矢のそばに行っても屈んで同じ目線にならなかった一騎が、15話ではきっちり膝を折ってしゃがみ、同じ目線で真矢を見たという対比演出が好きです。

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 その、同じ目線でかけた言葉が「また同じことになったら、次は俺がやる」だったのは悲しいですけど、この現状では仕方ないと言うしかないのかもしれませんが……。

 真矢の心がこれ以上傷つかないように「先に島に帰る気はないか」としか言えない一騎と、一騎に自分と同じ「同胞殺し」という苦しみや戦いを背負わせたくなくて「大丈夫だよ」とまた無理をする真矢。

 跪いたことで13話よりは二人の身体と心の距離も近づいた感じに見受けられますが、思いやりのすれ違い構図そのものはまるで変わってないのがなんとも……。


 【鹵獲】

 私がさんざん第3ザルヴァートルモデルを期待しておきながら、ずっとマークザインが鹵獲されるんじゃないかと予想し続けていたのは、ひとえに同じ先述した1期サントラⅡの冲方さんインタビューのせいです。(苦笑)

 「それだけの力を持っているマークザインなら、全ての勢力が欲しがるだろうとか、それを持っている意味とか、そういった話を描けるものなら描きたいですね」

 この発言にずっと引っ張られ続けたのと、まさか「Dアイランドの伝説の特殊モデル」が今さらノートゥングモデルではないだろうという、希望的観測に基づいての予想でした。
 
 へスターさんは特にマークザイン指定で必要なかったみたいです。(苦笑)

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 「解体」というだけに、関節部などお構いなしで切り刻んでましたが、コアだけでなく機体も再利用するつもりでしょうか?

 広登の遺体が一部でも残っていたことにむしろ私は驚きましたし、いちおう回収はしてくれたことにもまた驚きました。

 パイロットの去就に関しては特に指示が無い(レーザー狙撃した時点でお察しですが……)ようで、ダスティンはキースにラベルも貼らず放置しろとは言ったものの、廃棄しろと言わなかったところもまた驚きで。(←どんだけ驚いてんだ)
 
 多くの方は遺体描写で死が確定したと思ったようですが、私はむしろ一部でも遺体が残っていたことで逆に広登が生き返る可能性が出てきたんじゃないかと一瞬焦りました。

 何しろ2クール後半OPの「DEAD OR ALIVE」では「命をやり直す」という不穏な歌詞があり、「新しく生まれる場所」としてボレアリオスの名が挙げられていますので……。

 EXODUSでは今までのファフナーで描かれた設定や価値観を意識的にひっくり返そうとしてる節が見られるので、まさかの広登復活もいちおう可能性として考慮にいれておきます。

 まあ、特別EDを作っておいて後から「生き返りました」はいくらなんでも無いと思いますけどね。(^^;)

 たぶん後々、暉が箱を手にして一緒に島に帰ろうとすることになるんでしょう。

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 ネット上ではキースとダスティンに憎しみが集まっているようですが、私はまだどちらも憎めないです。

 キースは「心が壊れた女」として享楽的に生きてるのが分かるし、ダスティンは弟だけは助けたい甘ちゃんの上、自分が殺した広登の名前すらラベルとして貼れないヘタレ根性が情けないけど、まだ嫌いにはなれないです。

 それはたぶん、殺されたのが人を最後まで信じた広登だからなのかもしれませんが。


 【暉】

 これほど尺が足りずキチキチの群像劇で、暉の成長がしっかり描かれる余裕があるのか分かりませんが、人間ドラマとしての注目枠はやはり彼と真矢でしょうね。

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 以前から第二世代の一騎の位置にいるのは暉だと冲方さんも仰ってましたが、まさか一騎と同じセリフまで言わせるとは思いませんでした。

 「返せ! 広登を返せ!」のセリフは1期24話の一騎のセリフのオマージュ。

 異なる点は、フェストゥムに連れ去られた総士と、人間に攫われた広登。
 そして、まだ生きていた総士と、死んでいる広登。
 総士は死んだと思い込んでいた一騎と、広登は生きてると信じている暉。

 いやー……いくら対比とは言え、ド畜生な展開ですよね!(褒めてます)

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 広登が生きてる可能性を信じて、まだカメラを回すことをやめない暉。

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 この、カメラを下ろす時の目線と腕の動きの力なさが何とも上手いなと思います。
 原画レベルとしてはキャラの絵が上手いとは言えませんが、ここは素直に褒めたい。(^^;)

 意識的に一騎と暉を対比演出してるので、暉の希望の行き着く先は広登の死を知るという絶望だと思いますが、そこからの再起は一騎に無かったドラマとして描いてもらえれば良いなと思います。

 生き延びられれば。


 【遥か彼方の敵と希望】

 新たな目的地は敵の密集地を抜けモンゴル海峡を渡り、ハバロフスクエリアのさらにその先、1万キロを超える過酷な旅になると示されました。

 EXODUSでは1期の逆転オマージュが多いことから今度は南極に行くんじゃないか、という意見も初期に見かけましたが、この様子では1期と同じく北を目指しそうですね。

 旅の途中、かつての日本列島付近を通過することになりますが、そこら辺で少しでも日本滅亡、アルヴィス建造の過去の掘り下げがくると良いんですけど何しろ尺が(ry

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 蒼穹の向こうにいる敵の存在を感じとる一騎。

 アザゼル型との対決時から、一騎の野生の勘(あえてエースパイロットの勘とは言いません)がどんどん研ぎ澄まされてますね。

 果たして再び一騎や総士が宇宙に上がる時が来るのか。
 あまり期待せず(笑)に待ってます。

 エメリーが「援軍」として総士に示したビジョンは、ついにというかようやくというか、空母ボレアリオスとそのコアでした。

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 剣司の射撃でバリバリに破壊されたのに元通りなのは、きっとフェストゥムの再生能力でなんとかしたんですよ。(笑)

 ミールに「生まれよう、一緒に」と呼びかけて消えた来主操が新たなコアになったかどうかは議論が分かれていますが、彼本人か別個体か、どちらにせよ彼と無関係ではないのでその点はあまり気にしてません。
 
 18話からの新オープニングがネタバレだと言ってたので登場はまだ先かと思っていましたが、そうでないということは、新オープニングのネタバレとは一体?

 残るネタバレ要素は甲洋の存在ですが、しれっとフィアーが映ったりしてるんですかね。(苦笑) 

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 「俺が守る!」「絶対に……」と断言する一騎のセリフに合わせて、決意の一騎と不安げな真矢の表情を早いカットで交互に見せる。

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 総士のモノローグ「最後の時を刻み始めた……」で、一騎の乗るマークザインをアップにする。

 これで一騎の身に何も起こらなかったら演出詐欺ですよね!!!(苦笑)

 あらすじを読む限り「何がどうしてこうなる???」な展開で、何かが起きることは確定してるんですけど。

 万能感と救済意識が一騎自身を死に導く――それがついに現実になるかどうか、見届けたいです。

 まあ一騎と総士に関しては、生存限界だと言われ続けてもういつ死ぬか、どう死ぬか、としか多くの人が見てない気がしますけど……。
 
 以前の記事で「痛みには安らぎ」を「憎しみには赦し」をと書いたのですが、今回の総士のモノローグで「絶望の安らぎを拭い、希望の苦難へ」との語りを聞いた時に、やっぱり総士は安易な「安らぎ」を肯定しないんだなと改めて思いました。

 HAEのラストで彼が信じた「帰り着く場所にある、最善の安らぎ」は、まさに希望の苦難を乗り越えた先にしかないのだと。

 その希望こそが悲劇を生むのだから、なんともやりきれませんね……。


 それにしても、今回の多田さんの絵コンテ演出は、特に空中機動が秀逸でしたね!
 多田さんのイメージを、映像できっちり魅せたオレンジさんもあい変らず凄いです。

 マークジーベンと戦闘機の空中戦は言うに及ばず、マークニヒトが今の姿に生まれ変わって初めてホーミングレーザーを使用しましたが、そのレーザーを回避する戦闘機のマニューバなどはもうたまりませんでした!(笑)

 しかしあのホーミングレーザーは文字通り追尾するので、下手な回避行動すると逆に当りそうで見てて冷や冷やしましたよ……。

 でもあえての名シーンとしては、いつも被弾しまくりんぐの暉くん。
 右腕部を破壊されて、この後の行軍どうすんの状態のマークツェンを選びたいと思います。

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 ジャンプ以外は2次元機動しか出来ないマークツェンの華麗なステップ!
 弾はギリギリで避けて無駄な動きをせず!

 しかし暉には、チート先輩たちと違い主人公補正と冷静さが与えられていなかったので、あえなく被弾の憂き目に……。
 
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 CG制作オレンジさんの講座に行った時、これからロボットがボロボロになると言ってたのと同時に、別の機体の部品を取り付けるファフナーが出てくる、というようなことを言ってましたが、さすがにノートゥングモデルに人類軍機のパーツは付けないですよね? 予備の腕部パーツあるんでしょうか。


 16話は竜宮島パートに移行すると思われるので、久々にほっとできるかと思いきや、PVを見る限り島も派遣組に負けず劣らずな悲劇に見舞われるんでしょうね……。(涙)

 それでは今回はこの辺で。



当記事内の画像は全て、
 ©MBS・FAFNER EXODUS PROJECT・XEBEC及び©King Record.Co.,Ltdに帰属します。
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2015.10.11 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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