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蒼穹のファフナーEXODUS 第18話「罪を重ねて」
カテゴリ: 蒼穹のファフナー
 時間がなーい!

 というわけで、新オープニングとエンディングについてはまた今度。


 【火サスと言わないで】

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 「君は知るだろう。強烈なイントロは、時に本編の衝撃をもかき消してしまう、ということを……」

 真矢による生身での殺人、という衝撃的なシーンで引いた18話でしたが、終わったあとにネットを見ると「火サスだ」「必殺仕事人だ」の大合唱。

 私は最初そんなに変だとは思ってなかったんですが、すっかり影響されてもう普通に見れなくなりました。(笑)

 周囲をコンテナに囲まれた場所での銃撃戦(ちょっと違う)というと、往年の刑事もの「西部警察」や「あぶない刑事」が思い浮かぶ世代です。

 てゆうか、中の人たちが「喜安組」だなんだ言ってたので、ヤクザ抗争の一幕にも見えてしまって。(苦笑)

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 組長のもとに走り込む下っ端。

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 ヘマして敵の鉄砲玉にふっ飛ばされる下っ端。

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 「カズキ・マカベ! そのタマもらったあ!」

 *こういう場合のタマは金○じゃなくて命ひいては魂のことです。

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 隅っこで怯える下っ端。

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 ゴルゴジーベン「……。」

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 ゴルゴジーベン「……。」

 明日の19話ではエンディングがバージョン2になり、しかも泣けるらしいので、このショッキングなエンディング入りのイメージをぜひとも上書きしてもらいたいものです。

 まあ冗談はほどほどにしておいて。

 カノンが消える夢を見て、そして自分と総士を殺すための工作員が送り込まれた事実を知ったことで、ついに一騎も髪を切る気になりましたね。

 14話の感想で「そもそも、すでに後輩が18歳の若さで旅立ってしまったからには、一騎も総士も命の使い道どころか命さえ惜しまなくなってしまいそうですし……」と書いてたこともあり、自分たちに暗殺者が送り込まれたことで広登の命も恐らくは……と一騎も察したものと思われるので、カノンの夢と合わせてこのタイミングでの断髪にはなんの疑問もなかったのですが。

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 問題はむしろ総士なんですよね。

 以前の彼なら、こんな時に髪を切ろうとするのは止めたはず。少なくとも確実に工作員を確保してからにしろ、と言ったことでしょう。

 まして一騎ははっきりと「自分だけ命を守ってる場合じゃない」と言ってるので、裏を返せば髪を切ったら「自分の命を顧みない」と言ってるに等しいというのに……。

 ひとつだけ分かった気がするのは、少なくとも総士は自分が一騎の髪を切ることで、一騎自身の分まで背負って彼の命を守るつもりだったのかな、ということです。
 その意志が、一騎の前に躊躇なく飛び出して盾になろうとした行為に現れているのだと思います。

 あの場面は総士が撃たれても死なないから飛び出した、という意見をけっこう見かけましたが、私は普通に彼も撃たれたら死ぬと思います。少なくともあの肉体の命は失われるでしょう。
 
 ところが、総士以上に強烈な意志でもって「一騎の命を絶対守る」真矢が自ら殺人という禁忌を重ねたことで、今回の一騎の断髪とその理由は、彼女によって拒絶もしくは否定されたような構図に見受けられます。

 今後の三人の関係に注目ですね。
 
 
 【夢と無意識の狭間】

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 以前のいくつかの記事でも触れてますが、ファフナーにはユング心理学がエッセンス程度(笑)には取り入れられてるんですよね。

 アルヴィスは北欧神話の賢者の小人つまり「オールドワイズマン」であり、個をもたず同化ですべてを吞み込むフェストゥムは太母つまり「グレートマザー」の否定的側面の具現化であったわけです。

 もっとも、今は人間とフェストゥムがどんどん近づいていってるので、単純な図式に嵌めることが難しくなってきてる状況ですが。

 何が言いたいのかというと、「人は意識と個人的無意識の下層にある集合的無意識で人類すべてと繋がっている」という集合的無意識論が、このカノンと一騎の場面に反映されているのだろうと個人的に勝手に思っているわけです。

 ファフナーの場合、その繋がりを「クロッシング」というもので表現しているのだと考えています。

 「HEAVEN AND EARTH」の前日譚である「Preface of HAE」でも、一騎はすでに総士と常時クロッシングしながら、夢に割り込んできた(苦笑)来主操の「心の海」を見、さらにはまだメディテーション訓練を一緒に行ってもいない立上芹の「心の海」のイメージを夢の中で先に見ていた。

 なぜ一騎が芹の心の海を、彼女に山で出会う前に夢で見ていたのか、その答えは示されていませんが、まあ要は総士と常時クロッシングしていたことによる、一騎自身の心の拡張作用だったのかなと思っています。(大雑把)
 
 前置きが長くなりましたけど、そういうわけでカノンと語る一騎の夢は、パイロット同士のクロッシングとそれに加えてEXODUSで出現した、目に見える形の「存在と無の地平線」であるところのゴルディアス結晶の力によってもたらされた、夢でありながら夢でない、無意識下の意識で見た正夢だったわけですが……。

 一騎と語るカノンの口調が、17話の柔らかい声と違っていつもの固さと強さを感じさせるものでカノンらしかったですね。

 総士にも真矢にも言えなかった不安を、夢だ(と思ってる)からこそカノンに打ち明けるところが一騎らしいというかなんというか。

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 「たどり着けるよ、一騎」

 カノンは17話で織姫に「遠い未来まで」と語った時、すでに確信できる未来を見てきたのでしょうね。

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 EXODUSでの初めての一騎の涙は、カノンが消えた夢を見たから、でした。

 涙まだあったんだね……。(酷)

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 カノンが帽子の裏に隠した、3つめのメッセージ。

 各所でいろいろと言われていますが、私はひらがな5文字縛りで考えると、

 「しあわせに」

 しか考えられないんですよね……。

 帽子を取りそうなのは真矢だし。(1期で翔子の帽子を抱きしめて泣いてた)

 一騎と真矢の二人に向けて、カノンならそう書きそうだなあと思ってます。 

 ひらがな5文字縛りがなければ、他にいろいろありそうですけど。

 
 【永遠の戦士】

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 エインヘリヤルと一騎に提示されたのが、「永遠の戦士」という概念でした。

 ほーら、やっぱり冲方さんは「永遠」に憧憬持ってるでしょ? でしょ?(苦笑)

 織姫は「限りある命も、あなたたちに与えられた祝福なの」と言い、ナレインは「君なら永遠の戦士になれる。我々のミールの祝福を受けてみないか」と言う。

 現時点で総士はきっぱり有限の命であることを選んでますが、一騎は「祝福……」と呟いて考え込んでますね。
  
 ファフナーにおける「戦士」とはすなわち「人生の困難に立ち向かう勇気を持つ者」なので全く悪い意味では無いんですけど、そこに「永遠の」という形容詞がつくと途端に怪しさ満点。(笑)

 しかも「君たちを守ろうとする意志もまた存在するのだよ」とか、どこまでもったいぶるんですかナレインさん!

 総士を守ろうとする意志は鞘さんかなと思いますけど、一騎を守ろうとする意志はカノン……というより紅音さんぽいですが、乙姫と一緒に島に還ってしまったので、さすがにもう紅音さんは出てこないだろうとは思います。

 しかし、何が起こるか分からないのがこのEXODUS!(笑)
 どんな事態になっても大丈夫なように、あらかじめ心の準備だけはしておきましょう。


 【結晶樹の森】

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 フェストゥム封じ込めのシャッター作戦の向こう側、人間の住めない土地、独自の生態系。

 これはもう分かりやすいほど「赤い森」のイメージですよね。
 色は正反対の緑色でしたけど。(苦笑)

 なんのこっちゃ?という方はぜひ検索してみて下さい。

 しかしこの森の色を見てると、美羽がアルタイルと接触した時に見たイメージが思い出されますね。

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 地球に落下した小天体の衝突後に広がる緑色の光、それはこのフェストゥムの森と何か関係があるんでしょうか?

 画質悪くてよく見えないんですけど、地上から成層圏に向かって緑の柱のようなものも何本か見える気がしますが……。
 うーん、やはりまだ謎ですね。

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 敵のコアを奪い取るかと思いきや、お話でコアを分けてもらうという壮絶なオチ。(苦笑)

 確かにフェストゥムが植物になってくれれば人と争うこともなく賢明な判断と言えますが、それでもうっかり普通の人間が触ると同化されてしまう危険な森なんですけどね。(^^;)
 
 ラストのモノローグで総士が「君は知るだろう。奪われた命と、分け与えられた命の違いを」と言ってましたが、私は正直言ってそれは人間の主観でしかないよな、と。
 
 実際、我々が毎日食している命は、譲ってもらったなどという綺麗ごとでは無いですし……。

 とは言え、今回のは間違いなく、フェストゥムが自分たちの意志でコアを分け与えてくれたというのは理解してますけどね。
 そうなると人間、やっぱりお返しをしないとまずい気分になるんですよ。(笑)

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 おかげで一騎なんて「たくさん敵の命を奪ってきた。返せるものは返すよ」とか、お返しする気満々じゃないですか。(苦笑)

 君の命一つ返したところで、どうなるわけでもないでしょうに……。
 
 まあ、そんなことは一騎も承知の上でしょうけどね。


 ドラマCD「THE FOLLOWER」を聞いた時に、ファフナー世界における「魂」のようなものとは≒「思考する記憶」あるいは「意思のある情報」である、との提示がなされていたので、ここ数話の広登とカノンのゴルディアス結晶と島ミールの記憶庫行きも、ある程度は予想の範囲内でした。

 もちろん、そんなところに行ってほしくはなかったですけどね……。

 ゴルディアス結晶は「命」そのものではなくその「情報」で成長するとの、西尾博士の解析でした。

 15話の感想で書きましたがまた引用すると、

 >1期まではフェストゥムの「同化」という名の祝福に合意すると、「目に見えない無数の粒となって、宇宙を漂う塵となって」(BD-BOXブックレットP159)いたはずですが

 つまり島ミールの大気に還った広登や、新同化現象の末期症状で消滅したカノンの状態は、本来的には宇宙を漂う情報の塵となってバラバラになるはずだったものが、個人の「存在」という単位でまとめて保存されている状態なのかな、と考えてます。

 情報の欠片としてランダムになるはずだったものが、存在が情報として移行し、しかもそれが生きていた時に近い状態でキープされ個を保っているというかなんというか。

 それはやはり、島ミールの祝福が一段階進化したからではないかな、と思います。

 とはいえ、恐らくはゴルディアス結晶もずっと存在するわけでは無いでしょうから、いずれ乙姫と同じようにみんな「本当のお別れ」をして、この世から去っていくと思いますけど。


 その他、出撃しないドライツェンを見上げて、カノンの不在に戸惑い憔悴する容子さんとか。

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 カノンの消滅を嘆く咲良と剣司と、後輩世代の悲しみの差とか。

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 すっかり織姫を理解した芹とか。

 いろいろありますけど、私的いちおしポイントはここ。

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 人類軍兵士の中に混じり一人で同じテーブルにつき、会話を交わす暉でした。
 ちゃんとコミュニケーションを図ってるんですね~。

 最後の最後で大失敗してしまいましたけど。(涙) 頑張れ暉!



当記事内の画像は全て、
 ©MBS・FAFNER EXODUS PROJECT・XEBEC及び©King Record.Co.,Ltdに帰属します。
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2015.11.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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