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君の名は。
カテゴリ: アニメ
 今度は本当に「君の名は。」の感想です。(笑)

 1回しか見てないのと、見てから日が経っているので忘れかけてることもあり、軽めの話を。


 2016年は「君の名は。」と「シン・ゴジラ」というポスト311の映画作品が大ヒットとなりましたね。

 今年の東日本大震災の式典には天皇陛下もご出席されないとのことですし、せわしない現代社会において5年という月日は、あの災厄を過去のものとするのに十分な時間なのかもしれません。


 「君の名は。」を見た率直な感想としては、この映画は「願い」と「祈り」に満ちたものであったな、というところです。

 震災のifというよりも、この先の未来でまたいつか確実に起きるであろう巨大な災害を、次こそは未然に防ぎうる、もしくはそうありたい、という希望を見たような気がします。


 それにしても、「ムスビ」という古い概念を今のアニメでこうもうまく作品に取りこんで違和感を覚えさせない手法には驚きでしたね。本当に相当練り込んだ脚本だと思います。

 まあ「おむすび」から古事記の「タカミムスビ」まで、今でも意識無意識に脈々と受け継がれているものではありますが。

  「たそがれ時」(誰そ彼)や「かわたれ時」(彼は誰)を、「かたわれ時」(片割れ)に言い換える、ありそうでなさそうな古語を創りだしたのもナイスなアイデアかと思います。

 ちなみに「三葉」という名前が水の女神ミヅハノメから取ったものだとはすぐに分かりました。
 なぜなら、樹なつみさんの古代ファンタジー漫画「八雲立つ」ですでにミヅハノメから名を取った「みつはくん」という男の子が登場していたからです。(苦笑)

 瀧くんと二人を結ぶティアマト彗星も海の女神ということで水に関わる名前でしたし、瀧くんはモロに水龍ですね。

 さしずめ彗星は宇宙と言う大海原を駆ける龍の化身といったところでしょうか。

 そういえば、作中の彗星の軌道図がおかしかったためリアリティーに欠けるとの話題があったようですが、それよりも、冒頭の彗星の描写からしてすでにリアルではありませんのでね……・。(^^;)

 一目でこの彗星はファンタジーのための舞台装置にすぎないと分かりましたので、たとえ作中で彗星の軌道がありえない動きをしていても、私はまったく気になりませんでした。


 なぜ三葉の入れ替わる相手が瀧くんだったのかについては、それはもう「来世は東京のイケメン男子になりたい」という三葉のセリフ通りでいいんじゃないかと。瀧くんが好みだったんですよ。(苦笑)

 加えて互いの「名前」が水で結ばれているのだから、これはもう運命の相手だったのでしょう。

 全然関係ありませんが、作中に出てくる瀧くんのバイト先には偶然行ったことがあり、また瀧くんが先輩とデートで入った国立新美術館のお店もたまたま行ったことがあったので、映画を見てる時にはどこかで見たぞ?……という奇妙な引っ掛かりがありました。

 総武線ユーザーなので電車のシーンも既視感ありまくりでしたし、なんだか妙に親近感が湧く映画でした。(^^;)


 しかしこの作品で最も凄いなと感心したのは、やはり三葉役と瀧役の二人の役者さんの演技力の素晴らしさですね。

 作中何度も入れ替わるという難しい役柄を、どちらも見事にこなしていました。それに俳優のアフレコでありがちな絵と声の演技の落差による違和感もほとんどありませんでした。


 新海監督の作品は他に見たことはないのですが、どちらかというとビターエンドが多いと聞きます。(苦笑)

 そんな監督の性向でありながら、最後に二人が出会う奇跡を描けたのは、商業的な理由では無く安易な妥協でもないのかと思います。
 
 インタビューでは最初からあの結末を決めていたという話ですので、そうさせる力が震災を経て監督の内に生まれていたようです。

 もしあの大災害で失くすものだけでなく、新しく得るものがあったのなら、それは一つの成長として素直に受け止めていいのかもしれませんね。


 とはいえ、監督も自ら意識しているように、本作は直球のエンタメ作品でもあります。

 1200年ぶりに回帰してきた大彗星が空を彩るロマンティックなシチュエーション!

 古代から連綿と受け継がれてきた祖先の記憶を守りつつ、時間を超えて他人と入れ替わる能力をもつ謎の一族!!

 都会と田舎の格差社会! 親子の確執! 

 そしてなんと言っても、少年少女たちの交錯する恋愛感情!!!(笑)


 SF青春ジュブナイルとしては「時をかける少女」という名作がありますが、この「君の名は。」も完成度120%以上の傑作です。

 大画面で見て損はないと思いますので、まだの方はぜひ映画館へお運びになってはいかがでしょうか。


 それでは今回はこの辺で。


 
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2017.01.22 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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