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ブルドッキングヘッドロック Extra number『コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション』 ~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~
カテゴリ: 舞台
 ご無沙汰しております。
 ツイッターには毎日生そ(ry

 今週はいつものブルドッキングヘッドロックの公演になんと! 2回も行って参りました。

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 たいていの公演は1回しか行けなかったのですが、今回はゲネプロ(内覧会)と千秋楽という、謂わば公演の始まりと終わりを見ることが出来たので、とてもラッキーでした。

 といっても、内覧会は体調がすぐれなかったので「その41」しか見られなかったことが悔やまれます。(>_<)

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 ブル公演の祝い花はファフナー音響監督の三間さんからのものがたいてい飾られてるのですが、今公演はエクストラナンバー(番外)のせいか見当たりませんでした。残念。

 今回の公演『コンストラクション ダイアグラム・オーバー むにゃむにゃ略して「コンスト」ですが、ブルドッキングヘッドロックの劇団員が20代30代40代の三世代に分かれてアイデアを出し脚本から舞台を作り上げるという、画期的な試みでした。

 演劇界に小劇団多しといえども、このような取り組みを行った劇団はそうそうないのではないでしょうか。
 まあ、ブルは「大きな小劇団」という、奇妙な表現が似合う劇団のようですが。(^^;)

 コンストの実験的な試みが、今後のブルをより幅広く豊かな劇団に育ててくれるかと思います。

 というわけで演目は3つでした。
 その25「雪ロード埋没」、その38「遮光夫人」、その41「やさしい男」の3本立て。

 どれもその世代ならではの味があるストーリーとなっておりましたが、ここではその41「やさしい男」について感想など。
 なぜなら私も40代なので。(笑)


 「やさしい男」

 タイトルが漢字ではなかったのは、「優しい」だけでなく「易しい」のかな、とも考えてみたり。(^^;)
 べつに登場する男性陣が単純だという意味では無くて、もし彼らに「優しい」という表現以外を当てるならやはり「易しい」かな~などと思いました。隠し事はしていても、基本的に裏表が無い人たちでしたので。
 
 何と言ってもこの舞台の主役はペロちゃん!!!

 ではないんですけどね。(笑) 可愛さでは完全に主役でしたが。

 ストーリーは40歳すぎても実家暮らしで父親とうまくいっていない品沢くんが、仕事で訪れた山の中で拾った子犬のペロちゃんを飼おうとして反対され、元同級生の大滝くんと桜木さんに預けようとしたことから始まり、ペロちゃんとこの子に関わる男たちみんなの秘密が暴かれていく……というちょっとしたミステリー仕立ての内容でした。

 品沢くん役は篠原さんことバイシさんで、大柄なくせにワンコっぽい人(失礼!)が子犬を拾って右往左往するシチュエーションに、もうキュンキュン(笑)してしまいました。

 大滝さんを演じるのは客演の山崎さん。私はたぶん初めて演技を拝見した(はず)のですが、篠原さんと永井さんの元同級生という話が本当に思えるほどの馴染みっぷりを披露。妻に既読スルーをキメられる情けない夫でしたが、未読よりはマシだったんじゃないかと思います。(^^;)

 そして永井さんことさちんさんはもう何も言う必要は無いのではないかと。(苦笑)

 動物を通じて関わる人々の秘密を暴く、しかもただ暴くだけで問題は特に解決できないというハタ迷惑な「動物探偵」という称号をもらった(というか勝手につけられた 笑)地域FM番組投稿趣味の元ペットショップ勤務女性。
 1件のエピソードにつき説明に2時間はかかる(笑)というので、今回はその名探偵ぶりを垣間見るに留まりましたが、良いキャラクターでした。
 
 そんな彼ら3人がペロちゃんを山へ返しに行って道に迷い出会うのが、ロッジの経営者熊木さんと彼の後輩である栃谷さん。

 熊木さんを演じるのは動物電気の森戸さんという方でしたが、熊木さんがまた濃ゆ~いキャラで。(^^;)
 作中でも「ナウシカおじさん」だの「ムツゴロウさん」だのと言われていましたが、ちょっと過剰な暑苦しさと孤独な山男にありそうな頑固さをその笑顔でマイルドに仕立てて演じておりました。良い人です。

 後輩の栃谷さんを喜安さんが演じましたが、東京に住む動物バイヤーということで、高級外車に乗りスーツを着てるけど足元はスニーカーという出で立ち。(笑)
 ペロちゃんの秘密を隠しつつ回収しようと立ち回るけど結局はバレてしまい、そのうえ彼自身もじつは先輩の熊木に隠し事をされていたりするんですが、先輩を立てたり品沢くんにもあることないこと助言したりする、やっぱり良い人でした。(^^;)


 かくかくしかじかあって(省略)結局ペロちゃんは、飼育されていたハイブリッド・ウルフの血統書無しの子供たちとは別の子だと言うことがラストに明かされ、栃谷さんの呟く「ロマンだ……!」というセリフと共に、その愛らしい姿を見せつつ幕を引きます。

 もともと私も動物それもオオカミが大好きで、かつては「狼の紋章」を愛読していた世代(旧いですよ……)ということで、この「やさしい男」のガジェットとしてオオカミ犬が設定されたのはとても楽しかったです。

 舞台の秩父市は知る人ぞ知る?オオカミの聖地で、三峰神社の狛犬は狛狼で「大神」とも言われる神の使いでもあることもきっちり説明してくれました。

 ハイブリッド・ウルフの存在や狼の自然界への再導入、加えて産業廃棄物の不法投棄など、なかなか簡単に答えの出ない問題も織り込んで、しかし重くなることもなくうまく挿話として収めていたりします。

 そういえば何年も前に、大分あたりの山の中で撮影された個体が日本オオカミではないかと話題になりましたね。
 あれも日本オオカミにしては西洋オオカミに似ているだの、オオカミ犬ではないかと議論になりました。

 おっと今検索したら2000年でした。何年か前どころでは無いですね。(汗)


 話を元に戻して。動物を芝居に入れてきたのは、喜安さん曰く「篠原さんと永井さんが動物好き」だからとのことでしたが、世間は「けものフレンズ」で動物ブームらしいですしある意味でタイムリーだったかなと思います。(^_^)
 
 あ、そうだ。ペロちゃんは茶色い子犬のヌイグルミで鳴いて尻尾振りつつ前に進む子です。(笑)
 喜安さんによると、売り物そのままではなく若干調整していたそうですが。 

 今回は永井さんと篠原さんも脚本に関わったためか、いつもより二人のセリフが流暢な印象を受けました。いつも以上に体から言葉が出ている、というか何というか……。

 また、ゲネプロの内覧会と千秋楽の比較では、内覧会では観客を前にして通しをするという、まさにその「初めて」の新鮮さが演技にあったのに対し、千秋楽では元同級生の3人や熊木さんと栃谷さんの先輩後輩の間になじんだ空気が生まれ、「慣れた」間柄の演技が見られた気がしました。どちらも味があって良いですね。

 コンスト3作はDVDにもならないので、ペロちゃんは文字通り幻の存在となり夢とロマンの象徴として、いつまでも見た人の心の中で生きていくことでしょう。(^^)


 総括的な感想としては、脚本を建設して解体を繰り返していた各チームでしたが、終わってみれば作品の内容そのものもどこか共通していて、狭い空間内でのキャラクターたちの「起承転結」というより、その関係性の「建設と解体」なストーリーになっていたような気がします。

 なので、ラストシーンで「解体」されたストーリーの先にまた新たな「建設」があるんだろうな、彼らにはこの先も人生の続きがあるんだろうな、という余韻のある終わり方でした。
 
 コンストにご興味が出た方は、ぜひブルドッキングヘッドロックの公式サイト「現場」を覗いて見て下さいませ。

 
 次回の公演はいつも通り(笑)の現時点「タイトル未定」で9月22日からとのこと。秋も楽しみです。(^_^)



 そして千秋楽にも関わらず、空気読まずにいつものように喜安さんにファフナーに関してお訊ねしたのですが、そちらは追記に。



 そういえばこの追記って、スマホで見ると追記になってないんですね。

 この前初めて知りました。(苦笑)







 公式で詳細がほぼ語られていないEXODUS11巻付属CDドラマ(ドラマCDじゃありませんよ!笑)である、「THE FOLLOWER2」について、以前から少々気になっていることがありました。

 それは総士パートの最初に、皆城公蔵を名乗る人物(の正体はミール)との会話で、総士が荒い態度と言葉遣いになる場面です。

 一部で「ファフナーに乗ってないのにガラが悪い」(苦笑)と揶揄された総士の態度ですが、私はまあ、故人であり敬愛する父親の名を騙られて怒るのは当然だと思っていたし、そのせいで多少荒っぽい言動もありだろうとは思っていたのですが、喜安さんとしてはあの場面をどんなつもりで演じていたのか、出来れば聞いてみたいと思っていたのです。

 まず「あのCDドラマを収録したのは、EXODUSの終了前か終了後のどちらか」との問いには、記憶を引っ張り出すように考えて「終了後でした」とのお答え。この時点で、急な質問だったしそろそろ忘れかけてるのでは……と思いました。(^^;)

 そのまま「あの収録は特殊だったんですよ」と自ら仰る喜安さん。あちらからそう言ってくるということは相当特殊だったのでしょう。

 「スタジオはいつものアフレコと同じですか?」と訊くと「違います」とのお答え。これは予想の範囲内の回答でした。
 確かリーフレットに記載されていたスタジオはTVシリーズと違っていたような覚えがあったので。(まだ確認してませんが)

 「どうしても三間さんが来られなかったので、テクノサウンドの別の人が来て演出をしたんです」と仰ったので、あのリーフレットに名前が載ってたスタッフさん……と納得しました。

 てゆうか、やっぱり本当は三間さんが来るべきものだったんですね。いや当たり前と言えば当たり前ですけど。
 三間さんの演出で聞いてみたかったですね~。

 いつもの総士の演技と違うのでは?というクエスチョンについては、「もうちょっとキャラクターに寄せられればよかったんですけどね~」と苦笑しつつ、CDドラマについて思い出し考えながらつらつらとお答えしてくれました。

 そのお話を端的に要約すると「難しかった」とのことです。

 その「難しさ」とは、ファフナーという続き物のシリーズの中で「THE FOLLOWER2」が本編収録後の単発のCDドラマであったこと、CDゆえに声だけの演技であること、などが主な理由でしたが、おそらく演出(家)の違いという部分もあったかと思います。
 
 ちなみに「キャラクターに寄せられれば」というお答えに関しては、あの演技が総士らしくないという意味ではなくて、声だけで表現するCDドラマという媒体で出来るキャラクターの演技に「寄せられれば」というニュアンスでしたので誤解なきよう……。

 でも、いきなり「キャラクターにうんぬん」と仰るとは思わなかったので、絵付きのアニメと声だけのCDドラマでは演技が異なって当然という分を差し引いても、ご自分でもTVと演技が多少異なっているという意識はあったのかもしれませんねというかたぶんあったなあれは。(←おい)

 CDドラマの台本も、余裕をもって事前に貰えたわけではなかったそうなので、演技を考える時間もさほど与えられてはいなかった模様です。(さすがに収録の何日前にもらったのかとは聞けませんでした 苦笑)

 ちなみに収録は中田譲治さんとご一緒だったそうです。ご一緒だったそうですが……そこで何やら仰ろうとしていたけれど私が焦って別の質問をしてしまったのでスルーとなりました。(>_<)

 あのCDドラマで総士の心情は補完できましたか?と伺うと、先だってのお答えと同じでやはりファフナーは続き物なので単発のCDドラマだけでどうということはないけど、「それはそれとして有り(総士の心情のひとつ)だと思う」というようなことを仰っておられました。
 
 いつの間にか後ろには喜安さんとお話したい人たちがさらにずらーっと並んでいたので、さすがにこれ以上はお訊ねできずに終わりにしようとしたのですが、最後に「そのうち(ファフナーの)イベントでもこういう話が出来たらいいですね」と仰って下さいました。

 そうですそうですそうなんです。
 その機会がないから、私がいつもこんな突撃インタビューもどきな真似をする羽目になってるんです……。

 喜安さん優しい……。(T_T)

 というわけで、喜安さんはたいへん「優しい男」でした、というオチで今回の筆を置きたいと思います。(苦笑)
 

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2017.04.23 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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