ザ・フォッグ
カテゴリ: 蒼穹のファフナー
 っていうタイトルの映画を昔見た気がしました。

 霧と言えば、鮒ではやはり真矢ちゃんでしょう。


 真矢ちゃんについてちょっとネタバレ&キツいこと書いたので、以下は痛いこと書いてあっても大丈夫という方だけどうぞ。







 「GONE/ARRIVE」での瞑想を見ると、19話以降ファフナーに乗って変わったはずの真矢ちゃん、その内面は、実はまだ変化していませんでしたね。(人間そんな簡単には変わりませんが)

 でも、カノンがその心の風景を別の視点で解き明かしてくれたので、真矢も自分の心が変わっていなくても「これでいいんだ」と納得できたようですが。

 霧の向こうにいる、守りたい人たち。その中に皆城くんがいないのは周知の事実となっています。

 私も、総士は真矢にとって守りたいというより、彼に守られていることを真矢が無意識に気づいていて、総士は真矢の中か後ろ(!)あたりにいて、そのことに真矢自身は気づいてないのかも、とかなんとか色々理屈こねて考えていました。


 しかし、その後24話の絵コンテを見て、考えが変わりました。


 24話、ミョルニアから総士の生存が伝えられた時、アニメ本編では一騎が「瞳うるうるで笑顔」でしたが、絵コンテでの一騎は「呆然とした表情」でした。

 まあそうですよね。あのワームスフィアに飲まれて生きてるなんて誰も思いませんから、その反応は致し方ありません。

 ところが。

 コンテではその一騎の表情のあとに、「哀しげな表情で一騎を見る」真矢ちゃんがワンカット入っていたのです。

 
 ……その絵を見た瞬間、笑ってしまいました。


 真矢ちゃんは総士が生きてると聞いて、驚くより喜ぶより先に哀しかったようです。

 まあ本編では変更&カットされたわけですが、少なくとも脚本の決定稿までは、このようなシーンだったわけです。

 結局何が言いたかったのかと言うと、真矢はほんとに総士に関心がなかったんだな、と言うことでした。

 別にそれでいいと思いますよ。

 だって別に母性に溢れた大人の女性でも、慈悲に満ちた聖女でもない、普通の15才の女の子なんですから。嫌いな人や気にとめたくない人がいたとしても、全然構わないと思います。

 むしろ私は、そうやって悲しそうな顔(なぜという理由は、この際スルーして)する真矢ちゃんの方が、女の子らしくて素直に可愛いと思うようになりました。

 
 「NOW HERE」で真矢は総士に、あの査問委員会でかばわれてなお、「知ってるよ。あたし皆城くんに嫌われてるの」と言いましたし、その後パイロットとして総士と共に戦うようになっても、真矢はたぶん最後まで、総士に嫌われてると思い続けていたんじゃないでしょうか。

 嫌われてないと思い直すだけの出来事もなかったですし、総士に対してだけは真矢の「何となく分かる」という能力は全く機能していません。どころか曲解もいいところでした。(なのに、墓荒らしの件だけは察せるという不思議)


 という訳で。

 霧の中に総士がいなかった理由は、あんがい単純だったんじゃないかという、ただそれだけのお話でした。


 

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2006.11.07 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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